決勝ですね

今日はスペインとの決勝戦です。ダンナ一族は大して関心がない模様。いとこで大学生のマティアスも「ドイツ負けるよ、きっと。それより、決勝ぐらいでガッコ休みとかにするなよ」と。そうなのです。決勝のために明日は、ガッコは２時間遅れての始業、または、それぞれのガッコの判断でお休みも可能らしい。サッカーの国ドイツは、こんなこともサラっと決めてしまうのです。日本にはそんなのないよなぁ。競馬、野球やサッカーもそれなりに熱狂者はいるけど、各個人でサボったり休暇取る程度だろうしなぁ。なんかﾂﾏﾝﾈ｡

しかし、これに異を唱えた州もあります。お隣のザクセンアンハルトは、「うちはそんなことしない。ガッコは普通通りの始業で」と、言い出したらしい。さすが領邦国家。「うちはうち。よそはよそ」を貫く。お隣の州ってうちから車で10分ぐらいなんだよね。隣町はもっと近いんだけど、たった数キロの差で試合が最後まで堪能できない子供たちが・・・・。試合は20：45から。この時間はだいぶ涼しくなってるし、試合にも観戦にもちょうどいい時間。でも、延長とかPKになったら、23時以降は必須。ドイツのガッコは早いので、子供たちは最後まで見られないかも。ドイツでは授業って８時くらいなのかな？甥っ子なんて朝６時前には起きてバスに乗らなきゃならない。

先日のドイツ―ポルトガル戦の日は、ダンナの職場では、「俺今から帰る」という人続出。しかも、翌日に療養休暇を届けた人も。「彼は日曜日まで休むらしいよ。月曜は夜勤だから、出てこれるだろ」とダンナ。ちょうどこの日は中央ドイツを中心に天気が大荒れの日。暴風雨で２人亡くなっている。バーゼルでの試合は、衛星放送が時々途切れたりした。でも、これは暴風雨とはまったく関係なかったみたい。原因不明でいいところで、テレビが映らなくなって、ドイツ国民怒りまくり。

スイスの失態は他にもあった模様。ドイツ国歌は１～３番まであるんだけど、確か２、３番の歌詞は禁止されている。ドイツが戦争でどんどん東に拡大してた頃を歌ったものだったかな。スイスのテレビ局は、この禁止されている歌詞を文字放送で流していたという。

今日ドイツが勝てば12年ぶりのﾖｰﾛｯﾊﾟﾁｬﾝﾋﾟｵﾝ。前回は１回戦（っていうの？）敗退でかなりショボイ結果だったので、今日の決勝は久しぶりのお祭り。ドイツ勝つといいな。