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ドイツでの生活をまたーりと綴ります
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4月16日はローマ教皇ベネディクト16世80歳のお誕生日。ドイツ出身ということもあって、テレビで特集が組まれてた。バイエルン州は彼の出身地ということもあって、地元から地ビール80本を贈られたらしい。教皇はビールは嗜まないので、教皇庁の人たちに振舞われたとか。彼はファンタを好んで飲むらしい。ダンナが「ビール飲まないって分かってんなら、ファンタでも贈ればいいのに」と言うけど、ふるさとの特産を贈りたいものだろう。お祝いだし、目出度いことだし、やっぱり酒だろう。ファンタはアメリカ資本だし。

何でもこの教皇は高齢のということもあるのか、「14:00-16:30はシエスタ。自分が好きなように使う。22時以降はプライベートな時間」と決めているらしい。ダンナ曰く「昼寝に2.5時間は必要ねーだろ。大したことやってねーだろ」という。でも80歳だし、普通だったら好々爺としてのんびりとした生活を送れただろうに。このお休みタイムというのは、バチカンの慣例ではなさそう。彼独自のルールみたいなものなのかな。自分の時間を確保するというのはヨーロッパ人らしいと思ったりする。

教皇の本名は「ヨーゼフ・アロイス・ラッツィンガー(Joseph Alois Ratzinger)」。ヨーゼフというと、ハイジのおじいさんが飼っている犬のヨーゼフを思い出してしまうけど、ヨーゼフってイエスのお父さんの名前なんだよね、たしか。まだ確認はしてないけど、ヨーロッパ圏で放映されているハイジでも犬の名前はヨーゼフなんだろうか?
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お金のドキュメントを見た。なんでもEUでは補助貨幣の㌣を徐々に減らしていく方向にあるとか。例えば値段も1,20ユーロとかせいぜい1,55ユーロまでに設定して、なるべく細かい小銭を作らないようにする動きがあるらしい。でもドイツではなかなか難しいらしい。ドイツ人は金額の端数も購入の有無の考慮に入れるから。同じ商品が2ユーロと1,99ユーロだったら迷わず1,99ユーロの方を選ぶ。似たような商品でも安い方にやはり揺れるらしい。ダンナも憚ることなく「買い物の時は端数も見るね。そりゃ、1、2㌣違ったからって、生活がどうなるかとかじゃないよ。大したことないよ。あ、でもユーロ単位だったら重視するね」という。この「ユーロ単位」はきっと1、2ユーロとかに違いない。国民全員が主婦なのか?この㌣単位の価格競争はわりと見かける。例えばAというスーパーでは0,99㌣で売られているものがBでは0,97で売られてるとか。次回覚えていたらここで買うか、と参考程度には覚えておく。

若者はジャラ銭が増えるのが嫌なのか、1、2、5㌣のつり銭をもらわない人とかいる。彼らの世代になったらきっと補助貨幣も作らずに済むかもしれない。ダンナは「端数まで見る」というけど、小銭を出すのがめんどくさくて、手に触れた金額で適当に払う。レジの人に「細かいのありますか?」と言われれば探して出したりはする。そしてきっちり㌣単位でおつりをもらってくる。男の人が細かくお金を出すのはあまりいい恰好じゃないかもしれないけど、「細かいの使うの恥ずかしいんでしょ」とあまりにもジャラ銭を貯めこんできたので言ってやったことがある。「そんなことないよ。あれば出すよ」と豪語するので、「じゃぁ、タバコ買うときにこの2枚の5㌣玉も加えるように」と適当な小銭を抜いて財布にねじ込んでやった。ドイツのレジでは小銭を拒否されることもある。込んでる時とか、自分のシフトが終わりそうな時とか。受け取った細かい硬貨をレジに打ち込んで仕分けして入れるよりは、お釣りとして細かいのを渡した方が楽チンだし。よく年寄りが出そうとすると、「いいですよ」と断る。うちのほうは田舎なのでわりと親切な店員さんが多い。よっぽど込んでなければ、そういうことはあまりないし、年寄りが細かいのを探すのに苦労してると、財布を一緒に覗いて取り出してくれたりもしてくれる。「細かいのだってお金には変わりないじゃん。俺なら文句言うね」とダンナがまたでかいこという。つうか、いわれなきゃ出さないじゃん。

 


下階の人のお飾り

 


ドイツではイースターの数週間前から新芽の芽吹き始めた若枝を飾りだす。そこにタマゴ、ニワトリ、ウサギの小さなマスコットを下げたりする。イースターの頃には葉っぱが枝を飾って「春だなぁ」と実感する・・・・のかな。今日から連続でおじさんとこのバイトに入ることに。11時半に入ると、「じゃぁ・・・・クロース(ジャガイモのお団子)3袋分丸めて、バケツ一杯ジャガイモ剥いといて」という指令が。一人で10㌔のジャガイモの皮むきは久しぶり。5年位前にやったときは「これは罰ゲームですか?」と思った。むいてもむいてもバケツが一杯にならず、むき終る頃には親指の指紋が無くなってるんじゃないかと。

ジャガイモの皮むきが終わって厨房に行くと、今日はお客さんが多いんだなぁ、と実感。イースターにはラムを食べるという。あとウサギもよく出た。イースターのマスコットとして大活躍のウサギを食べる・・・・美味しいからいいか。うちらのお昼もラムだった。「食べたことある?」って聞かれたけど、食べた感じはシカみたいな感じだった。トルコのドナーって羊の肉なんだっけ?ふと思ったけど言わなかった。ドイツのドキュメンタリーで見たけど、ドナーってベルリンが発祥の地らしい。
おじさんのところでの新企画なのか4月5日の20時からこんな催しがあった。この企画を知ったのはバイトの当日なんだけどね。電話で「明日バンドが来るパーティーがあるんだけど、17時から入れる?」って。私が行くには中途半端な時間だなぁ、と思ったんだけど、午後はお葬式のあとのお茶会だったらしい。おばさんがスーツを着て厨房をうろついてたから「今日のパーティーに客として参加するのか?」と思ってたら、おばさんの叔父さんが亡くなったらしい。ドイツでは誰かが亡くなってもすぐには葬儀を挙げないとか。2週間くらいおくらしい。「その間遺体はどこに安置するんだろう?」という素朴な疑問がでたんだけど・・・・。

この日の企画はおじさんのアイディアなのかバンドがもちかけたのかは分からないけど、「今日のがうまくいったら来年もやるかも」ぐらいらしい。メニューは簡単に提供できるものでそう複雑なものはなかった。外では焼きソーセージも売っていた。開演時間が20時だしみんなご飯食べてくるだろうな・・・・と思ったけど、けっこう食べるのね。焼きソーセージも100本近くさばいたみたいだし。今週は金曜日からイースターなので、木曜のパーティーは明け方近くまで続いたもよう。ペトラと私は1時半で仕事が上がったけど、他の人たちは5時近くまで後片付けしてたらしい。しかも次の日はイースター初日だけど、レストランにはお昼の予約がびっちりはいってる。おばさんは朝の9時には起きたらしい。地獄のような新企画。来年もやるのかな・・・・。

ここのところどこかしらのスーパーでわりかし有名な会社のコーヒーのセールをしている。1週間で1.5パック(1パック500㌘)消費しているのでかなり助かる。ドイツでの主なコーヒーメーカーはDallmayer、Onko、Melitta、Jacobs、Hag、Gallaとかとか。うちはOnko、Melitta、Gallaを好んで選ぶ。Jacobs、Gallaはなんとなく美味しくない。ここでは「今日はモカでも飲むか」とか「ガテマラを・・・」というように豆で選ぶことができない。ちゃんとコーヒー豆屋に行けばいいのかもしれないけどあまり見かけない。Teahausに行けばいいんだろうか?せいぜい「マイルド」とか「カフェイン無し」とか「濃い」とかそんな感じ。ダンナ曰く「煎っちゃえば豆の味の差なんかなくなるよ」と言う。それほど煎りを深くするんだろうな。メーカーもののコーヒーは普段4-4.5ユーロくらい。セールで3ユーロぐらいになる。カートン買いをする人続出。前に義母が「××でコーヒーの安売りがあるからって隣の人がカートンで買ってきてくれたのよ」とおすそ分けしてくれた。

2、3年位前からコーヒーが高くなって、「前の値段はいくら位だっけ?」っていうくらいずっと高い値段が続いてる。コーヒーメーカーの策略にまんまとはまってる?今のセールの値段が普段の値段なのかな。コーヒー高騰の初期だった頃、街角インタビューで「もうお茶に切り替えなくちゃ・・・」というおばあさんの声があった。おばあさんでもコーヒーを飲むのかと思った。お茶といえば紅茶と思ってしまうんだけど、ここではハーブ系、フルーツ系のものがほとんど。紅茶派は意外と少なかったりする。コーヒーを飲む人が多いけど、いれ方はそれほど拘りはない。でもインスタントコーヒーを買う人は少ない。普通にコーヒーメーカーでいれておしまい。ちょっと拘っているというので、豆をコーヒーメーカーに突っ込んで挽いてコーヒーを飲む程度。里帰りの時ダンナとアニキのところに泊まった時、アニキが豆を挽いてコーヒーをいれてくれた。それを見て「こんど挽いてあるコーヒーお土産に持ってこようか」と本気で言っていた。アニキはそういう風にいれるのが好きなだけなんだけど、マグカップに2杯は飲むダンナのために2回も豆を挽いてたから気の毒に思ったのかもしれない。

1人前をコーヒーメーカーでわざわざいれるのもなんだと思って、コーヒードリッパーを探したことがあった。実はネルドリップのを持ってきたんだけど、フィルターをダメにしてしまった。ネルはだらしない人には向かないと改めて思った。プラスチックのちゃちいので4人前用のはよく見かける。できればマグカップサイズで陶器製のものを探したんだけど、なかった。結局、里帰りの時に百均で見つけたんだけど、こんどはフィルターの問題が・・・・。コーヒーもペーパーフィルター用じゃない(日本ので見るより細かめ)ので、薄かったり濃かったりで味が決まらない。なかなか合わないものだ。

今週もコーヒーのセールがあるみたいだ。まとめ買いしておこう。

先月ミニバラの鉢植えが安かったので買ってみた。5cmぐらいのプラスチックの鉢にミニバラが3株。7分咲きのものとつぼみが2つというのを選んでみた。ぎゅうぎゅうでかわいそうだなといつも思う。ミニバラを育てるのは初めてじゃない。おじさんのレストランでは小さな鉢植えが各テーブルに飾ってあって、花が終わるとそのまま捨ててしまう。花の終わったミニバラはまだ葉っぱが青々していて、そのうちまた花が咲くんじゃないかな、と思って何度かもらってた。ちょうど花も終わっているので、この時に大きめの素焼きの鉢に植え替える。日当たりのいいところにおいて水をやっていると、蕾をもつ。去年里帰りをする前につぼみが膨らんでたんだけど、花が開くところが見られなかった。もらった時には花が終わっていて色が分からなかったんだけど、つぼみの隙間から濃いピンク色を確認できたからいいや。花が終わると、どこからともなく小さなクモらしき虫がわらわらとわいてきて、あっという間に葉っぱを食い散らかしてしまう。ほんとどこから来るんだろう・・・・。

ドイツでも季節ごとにいろいろな花が売られている。菊もよく見かけるけど、ドイツで見てもなんとなく辛気臭い、たとえ小さな野菊のかわいらしいものでも。鉢植えは小さなプラスチックの鉢だけど、日本で売られているようなふにゃふにゃじゃない丈夫なプラ鉢。大き目の鉢に植え替えたり、地植えにしたり。または陶器の鉢カバーにすっぽり入れて部屋に飾ったり。おじさんところはこの鉢カバーに入れてテーブルを飾っている。一時的に飾るのならこれが簡単でいいのだろうけど、根が張ってまだ生きてるのに捨てるのはちょっと忍びないような気がする。バジルの鉢植えをスーパーで買った時、素焼きの鉢をあちこちで探したんだけど見当たらなかった。園芸専門店みたいなところも見てみたけど、底に穴がなかったり、あってもサイズがでかかったり。意外と素焼きの鉢は人気がないのか。プラ鉢だと日当たりのいいとこに置くと熱がこもってあんまりいくない気がするし水はけも悪そう。結局妥協して適当なのをその時は購入した。最近例のショッピングセンターの花屋で手ごろでいい感じの鉢を見つけたので、ミニバラを植え替えた。つぼみを持ってたんだけど植え替えちゃった。暖かい日が続いてることもあって、順調に育ってる。つぼみの隙間からほんのりピンク色が見えている。。今回は花の色が予め分かっているので前回ほどのワクワク感はないけど、虫が湧かなければいいな。植物にはいい季節なので、花が終わってからの手入れなんかもいろいろ調べて長く楽しめればないいな。

rose.jpg

ここ数日暖かい。今日なんて17℃ぐらいまで上がったらしい。2月下旬にはちらほらとクロッカスがその辺で咲き始め、スーパーにはスイセンの切花が並んでた。今はリンゴ・洋ナシの花が咲き始めてる。今年は春の訪れが早い。ということでちょっと遠めのショッピングセンターに行ってきた。最初の頃はバスで行ったりしていたんだけど、「あれぐらいは自転車で行けるわよ」とおばさんに言われたので最近は自転車で。果てしない道のりだと思っていたけど、道を選べばそれほどでもない。

DSC00123.JPG

来週末はイースターなのでショッピングセンターの広場にはイースターのディスプレーが飾ってあった。ウサギとでかいタマゴ。クリスマスほどハデではないけど、それなりに盛り上がってたりする。ここのショッピングセンターに入っているスーパーには他では買えないものが売っていたりする。今回はスーパーでの買い物がメインじゃないんだけど、なんとなく見て回ってしまう。お肉売り場に行くとでろんとした牛の舌のパック詰め、豚の小腸・大腸(小突起があったから小腸も入ってたと思う、多分)、豚足・豚耳。いつみてもグロイと思いつつ、今日は初めて砂肝を発見した。隣には七面鳥のも置いてあった。七面鳥のはでかめなので、慣れてるニワトリのを選ぶ。久しぶりにレバーでも焼くかと思って見てみると、牛レバーが。牛レーバーは食べたことないし、以前タンのことを義母に聞いたときに「豚タンよりは牛タンの方が美味しい」というので、牛レバー。砂肝はダンナは絶対食べないと思うけど、どんな風に料理するのか聞いてみたところ、「知らない」と自分が食べないものにはあんまり興味を示さない。ドイツでも豚の小腸を食べるという。腎臓と一緒に細かく切って、さいの目に切ったジャガイモと煮込んでスープみたいにして食べるらしい。日本のモツ煮とちょっと似てものすごく臭みがある。義母は大好きらしいけど他の家族には不評らしい。なんでも瓶詰め・缶詰で売っているので、食べたくなったら一人でそれを食べるらしい。なので、砂肝は醤油、ポン酒、しょうがとタカの爪で佃煮風に煮て酒の肴にする。

牛レバーはでかい。なんか輪切りのような状態。焼き方は塩コショウをしたら小麦粉をふってフライパンで焼く。付け合せはユル目のマッシュポテト。味は・・・・豚の方が美味しい。ダンナも「豚の方が美味しいもんだよ」とすでに知っていたもよう。次からは豚にするよ・・・・。ドイツでは季節を問わずレバーを食べる。最近おじさんのところでもレバーステーキにちょっとした工夫を加えている。カリカリベーコン、トマトのスライス、チーズを載せて焼くという。ベーコンの肉汁とトマトのさっぱりした酸味が加わって美味しかったりする。ダンナはトマトが嫌いなのでうちはベーコンとチーズ止まりだな・・・・。

今月は毎週末おじさんところのバイトに入ってた。お誕生会、銀婚式などがあった。病み上がりではあったけど、とりあえず全部こなすことができた。毎回3時のお茶から始まってお夕飯・飲みとエンドレス状態。招待客が帰りたくなったらお開きという感じ。ケーキはすべて主催者側・誕生会の主役が用意する。ケーキ屋で調達しているけど、2、3種類は自分で焼いたものも振舞う。招待された人はプレゼントや花束をもってお祝いに駆けつける。「用意するのが大変そうだから・・・・」とケーキを持ち寄ることは絶対無い。それは失礼なことに当たるらしい。この日は主催者の大盤振る舞い。ケーキは本当にたくさんの種類が用意される。今の季節・・・・今年はイチゴが早く出回っているのでイチゴのトルテがお目見えする。一番よく見かけるのは、トルテ型のスポンジ台にとろっとしたプリンを流してイチゴを載せ、その上にゼリーをかけて固める、といもの。火を使わず、すべて市販のものでできるからかな。ドイツではお誕生日を迎える前に「おめでとう」とは言ってはいけない、言うもんじゃいないらしい。ダンナに聞いてみたけど、具体的な理由は彼自身も分からなくて、「そういうもんなんだ」というだけ。一説には不幸がくるとか縁起がよくないとか。

お茶から始まるパーティーの時は16時にバイトに入る。この頃にはぼちぼち洗い物が出てくる。食器洗いの佳境が過ぎると、ケーキが下げられてくる。ケルナー(お給仕する人)たちが厨房にわらわらやって来てケーキをつまむ。おばさんもケーキをまとめながらつまむ。「ケーキ持って帰っていいよ」と言ってくれる。つうか、「おばさんのじゃないのにそんなこと許可していいんですか」といつも思うんだけど、これは慣例のようなものらしい。いとこの奥さんマニューはいつもケルナーを担当してんるんだけど、ケーキを下げるついでに適当なお皿を用意して「お持ち帰り分」を吟味してる。とりあえず「お祝いだからご相伴に預かりましょう」と解釈して私もいただいていく。招待客も帰る時にお持ち帰りをしたりする。

パーティがお開きになる頃、出された料理が下げられてくる。余った料理は主催者が持って帰ったりする。お持ち帰りように簡易パックに詰めたりするんだけど、またまたケルナーたちが集まってつまみ始める。誰も「お持ち帰りようだからつまんじゃダメ」とたしなめる人もいない。時々おばさんが「これ美味しいから食べてみなよ」とすすめてくれたりする。魚の燻製はわりと高価なのでここでお試しにつまんだりする。Kieler Sprotteというニシンの燻製がドイツで見かける数少ない尾頭付き。缶詰のオイルサディーンよりちょい大きめ。これを頭からかじっていたら「頭は食べないのよ」と言われた。「日本人だから食べる」と言ったら笑われた。ダンナに話したら「『豚のようになんでも食べる』って言われなかった?」とまた笑われた。ここでは変わった味覚をしていると思われている。ポテトフライにマスタードをつけて食べていたら、「え゙ーっ」と言われた。「塩茹でジャガイモにはマスタードを付けて食べるけどポテトフライには・・・・」という意見が。魚の頭で悪食に認定されたかも。

もうすっかり日が長くなり今日からサマータイムも始まって、パーティーにはいい季節。おじさんところは忙しくなりそうだ。

*まゆみちゃん*
生存が確認できてよかったよ。ダンナもすっかりよくなったよ、ありがとね。
私も歯医者に行かなければならないようだよ。お医者通いは嫌だね。
オーストラリアもイースターがあるんでしょ?卵・ひよこ・うさぎだらけなのかな?
羊がたくさんいるから、羊も加わるのかな?

あと1週間ぐらいで4月かぁ・・・・。3月は体調が悪かった・・・・どこもかしこも春なのに。ここ数日風邪もようやくよくなってきた。今年はひどい風邪を引いた。それも突然。食事の後にダンナとチームを組んでネトゲに勤しんでいたら、おなかが痛くなってトイレにかけこむ。その時それで終わったんだけど、明け方ごろ、喉の痛みと悪寒で目が覚める。喉の痛みは乾燥してるから、悪寒は寒さがぶり返してるから、とまた寝なおす。朝起きてみたら風邪だった。「たいしたことないだろう」と思ってたけど、いつまでも頭痛がとれない。横になってもよくならないので熱を測ったら37度超え。「熱があるよ」とダンナに訴えると、「そんなのは熱のうちに入らない。風邪なら薬ちゃんと飲んで」と差し出された薬を厭だけど飲む。ここでは38度超えじゃないと熱としてみてくれない。37度は平熱らしい。だるいのでソファーで横になってまたーりとする。ダンナはネトゲでアツクなっている。ヒマなのでまた熱を測ると38度超え。「ほんとに熱があるよ。こんなの久しぶりだよ」とダンナにまた訴える。
「・・・・明日の朝また熱があったらお医者に行ったほうがいいね」
お医者はヤダなぁ・・・・と思って30分毎に熱を測ってみると(ヒマだからね)、下がる気配なし。喉の痛みもひどくなってきたので、うがいをしてそうそうに寝ることに。結局、翌日も熱は下がらなかったので、お医者に行くことに。

小さな個人経営の医院で、優しい女医さん。うちのアパートの斜向かいにある。受付は朝8:00-10:00。診察は朝の8:00-12:00。曜日によって診察時間が午前のみとか、午前・午後とある。ちなみに午後は15:00-18:00。午後に診察かばんをもった先生と看護婦さんを見たことがあるので、診察のない日の午後は往診に当ててるのかもしれない。

医院の周りは路駐の車でいっぱい。村は路駐天国だったりする。ダンナのいとこも自分が仕事で使っているトラックを自分の家の近くに停めている。トラック、キャンピングカーの路駐は違法らしいけど。朝の8時半ごろのろのろと出かける。路駐の多さで見当ついたけど、けっこう人がいた。受付にも人が並んでる。立ってるのがつらかったけど辛抱強く待つ。受付が済んでやっと座ることができたけど、待ってる人を見てて「自分の順番いつくるんだろう」と気が遠くなる。何度か「一旦家帰ってもいい?」と言おうとしたけど、がんばって待つ。10時近くになって受付の人と看護婦さんが交互にある部屋に出入りし始める。10時になると先生も急いでその部屋に入っていった。コーヒーの香りもしてきて、どうやら朝食の時間らしい・・・・。家に帰ってればよかったよ・・・・だから受付が10時までなんだろうか?つうか、今日は午後診察ないし、ご飯なんて家帰って食べればいいじゃん、とくらくらする頭で思っていたら、朝食タイムは15分くらいだった。それからまもなく診察を受けることができた。先生は身振りとゆっくりな口調で問診してくれる。今この手の風邪が流行ってるらしい。「ペニシリンを出しておきましょう。あと、喉の腫れがひどいから」とわざわざのど飴の薬も出してくれた。これは処方箋無くても買えるんだけど。

ドイツでは抗生物質は処方箋がないと薬局で買うことができない。日本はちょっとずづ緩くなっているけど。今回は2種類の薬を出してもらったけど、「ペニシリンは一箱全部の見切ってね。もう一つの方はよくなったら飲む必要ないから」とわりと適当。処方箋が必要な薬でも市販薬と同じように箱に入って売られている。たいてい20-30錠入り。飲みきらずにたいてい薬箱に眠っていたりする。時々ダンナが風邪を引いた時に両親からもらったりする。うちはあまりお医者にかからないからストックがないの。

ドイツの薬局は便利なシステムがある。うちのような村には薬局(Apothekeという)はあまりない。体調悪いのにわざわざ薬と買いに町に行かなければならない状況になりがち。お年寄りには不便だったりする。でもたいていの村の小さな医院にはApotheke専用のポストがある。そこに処方箋を入れると、午前中だったら、午後、遅くとも夕方には薬局の人が薬を家に届けてくれる。配達手数料は払う必要がない(確かそうだと思う)。Apothekeは横のつながりもあるのか、店頭に薬がない場合は「1時間くらいで届くけど」と迅速に薬を調達してくれる。うーんだてに高い税金を徴収してるわけではないのか・・・・。

ダンナも私から風邪をもらって、しばらく感染しっこしてたのも長引いた原因。ほんと、人に感染すと体調よくなるよね。ということで、またぼちぼち書き始めます。

土曜日は朝からバイトにはいってた。ペンションの掃除が終わって、厨房で付け合せの野菜の準備をする。この日は朝から雪がちらついていて食事に来るお客さんは少なそう。ということで、12時半に一旦家に帰ることに。夕方からまたバイトというとなんとなく落ち着かないというか、とりあえず、洗濯やら片づけをのんびりしながら過ごすしかないよなぁ。

この日はもう一人臨時の人が入るという。彼女は昔からの知り合いで時々手伝いに来てくれる人。去年私が里帰りした時に私の代わりに入ってもくれた。そういや、先週はメキシカンな仮想をしてカーニバルを楽しんでいた。私は長くここでバイトに入っているわりにはどの料理にはこの大きさの皿というのが飲み込めてないので、厨房はちょっと混乱気味だった。用意した野菜も底をつき、作っておいたサラダを切り崩して、野菜の盛り付けもかなりテキトーになってきた。この日は寒かったこともあり、スープ類がよく出た。この時期のスープはゾルヤンカ、チリ・コンカといった具だくさんのスープがメニューに加わる。ゾルヤンカはポーランド?ロシア?のスープで、肉、たまねぎ、ズッキーニ、色とりどりのピーマンなどが入っているピリカラのスープ。スープの上にスライスしたレモンと生クリームを載せて食べる。辛目のスープに生クリームとはなんか想像できないけど、大人気。チリ・コンカはメキシコのスープ?チリビーンズに挽肉、ピーマン、トウモロコシ、たまねぎ、トマトなどの野菜が入った辛いスープ。これだけでおなか一杯になりそうな感じ。唐辛子ってドイツの料理にはあまり使われない素材なので、珍しいのかも。

11時過ぎぐらいに仕事帰りのマキータが来た。カーニバルをちょっと覗きに来たのかな?日曜日も10時からペンションの掃除が入っているので、私は12時に上がることに。帰る時にいとこのウバが「今日は自転車置いていった方がいいよ。道路はかちっかちに凍結してるし」という。夜はさらに冷え込んで、ちょっと吹雪いてもいた。「歩いてかえるの大変だろうし、遅いから送っていくよ」とうい声はなかった。たいした距離じゃないし、村だから。最初の頃は車で送ってくれたなぁ、とふり返りながらアパートを目指す。「だんなに迎えに来てもらう」というのもいつの間にかしなくなったな。たいして長く働いたわけじゃないけど、ぐったりしてしまう。明日は10時かぁ、とちょっとうんざり。ペトラは毎週やってるんだなぁ、とちょっと尊敬。

雪の降った次の日は晴れの日が多いという。日曜日はすっかり晴れて、なんとなく空気も新鮮な感じ。ということで、バイトに入ると、おばさんが「おはよう。昨日は転ばなかった?」、「うん。大丈夫だったよ」というと、「姉さんが自転車で転んで骨折したのよ」という。昨日の夜元気な姿を見ていたのでちょっとショック。彼女は自転車で帰ったのか?と思っていたら、今朝新聞を買いに自転車で出かけたら滑って転んだという。ちょうどおじさんとこの前だったらしく、通りがかった人が救急車を呼ぶように駆け込んできたらしい。ちょうど娘が昨日のカーニバルに来ていて、マキータのところに泊まっていたのが幸いだった。おばさんは来る知り合いにその話をしまくり、義母が散歩の立ち話で「今聞いてきたけど・・・・」って、お昼ご飯を食べている時(3時くらい)にやってきた。かなり広まっているようだ。この日の夜は予約がたくさん入っていたので、また入ることに。夜の8時ごろ手術が成功したと電話があった。ただの骨折ではなく、かなり重傷だったらしい。雪の日の自転車乗りは危険行為だとあらためて思い、また、雪国の郵便屋さんはバイクで配達しているのだろうかとふと思った。因みにドイツは車(村を渡り歩く場合だと思う)か街中はカートを引っぱって配達している。

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