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ドイツでの生活をまたーりと綴ります
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今週は、というより、ここ2週間ほど雨が降ったり止んだり、曇ったり、風が強かったり、時々晴れたり。天気の変化がめまぐるしいです。「買い物へは今がチャンス」、と思って出かけると、サーッと途中で雨に降られる。大して濡れはしないけど。こんな天気が続くと、田舎の道ではカタツムリやナメクジがワラワラと出てくる。カタツムリを見ると梅雨を思い浮かべてしまう。ここのはものすごくデカイのでちょっとグロイ。デカイカタツムリはタニシのようにとんがった殻を背負っている。いつもは湿ったところで大人しくしているのに、雨上がりには行動的になって、表に出てくる。なるべく踏まないよう注意しながら自転車をこぐ。行きにものすごく立派なカタツムリに出会うけど、帰りには踏まれちゃっている。幅1㍍ぐらいの道でもかなり時間がかかってしまう。渡りきることはできないんだろうな・・・・、いや、できるんだろうけど、どうやら途中で休んでいるみたい。道の真ん中やあと一歩で草むらに、というところで留まっている。助けてあげたいけど、デカイので手でつかめない。デカイカタツムリの肌は鱗のようなもようがくっきりしていてグロイ。以前、テレビでロシアの小さな村のドキュメンタリーを見た。そこでには電気を使ってなかったのかな?村の女の人はカメラに映るのを怖がっていた。「魂をもっていかれそう」とかいってたかな。その村でのちょっとした食事会のご馳走にと、子供たちが森でカタツムリを捕まえてた。やっぱりデカかった。幸い、ドイツでは食べないようだ。

来週は気温が30度を越え、また夏らしい日が始まるという。今日はやっと20度越えたか超えないかなので、あまり信じられない。そういや、ドイツでは25度とか30度超えたら、学校が休みになるというのがあった。どこかの州の市役所や役所もそういう制度があった。最近は30度近くになるのも普通なのでなくなったのかな?7月23日からザクセン州では夏休みが始まる。夏らしく暑くなればいいんだけど。

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「この日は結婚ラッシュだってよ」と、先週ダンナがラジオか何かで聞いたらしい。一瞬「七夕だから?」と思ったけど、ドイツにはそんなのないや。この日は07.07.2007と7が三つ揃うので、みんな結婚式を挙げたがるのだとか。それにちょうど土曜日なので、お式も挙げやすいし。ドイツでの結婚式は市役所のようなところで挙げる届出婚。結婚届を30分くらいかけてするみたいなもので、事務的な手続き。この後、教会でお式を挙げる人もいたり、市役所での手続きで終わりにしたりといろいろ。私の場合は、私がキリスト教徒じゃないので、教会での挙式はしなかった。なんか講習を受ければ挙げることも可能という話しも聞いたけど、教会で挙げたいという願望はなかったし、「何となく教会で挙げたい・・・・」というのはちょっと失礼だろうし。最近は、市役所での届出婚だけで済ませる人が多いとか。ということで、この日の結婚式はだいぶ前から一杯になってしまったという。あまりにも希望者が多いため、手続きの開始時間を朝の7時からにした市役所もあるほど7月7日は大人気。日本では、これに七夕要素が加わるから、さぞかし多かっただろう。来年は8月8日の結婚式が多くなりそう。そしてこれが、2012年まで続くんだろうな

さくらんぼの季節、といってもちょっと盛りは過ぎてしまいましたが、家のあちこちでさくらんぼがなっている。うちのアパートのさくらんぼも鈴なり状態。でも、誰も取らないみたい。手の届くところのは、ちょっと赤みがある程度だけど、上の方は真っ赤。甘くて美味しそう・・・・。

昨日、おじさんのところにボール一杯のさくらんぼが置いてあった。けっこう熟していて、誰か上の方のをがんばってとったのかな?仕事をしながら時々つまんでた。仕事が終わり、ペトラとビールを飲んでいる時に、何気にまた摘んでみた。するとペトラが、一つ取り出して、半分に割って見せた。すると虫が1匹入っていた。
「そんなに多くはないけど、木になっているのは時々気をつけないとね。マークスも食べたことあるし」
ボールの中から虫が這っているのをまた取り出す。
どおりで誰もつままなくて、それは家にさくらんぼの木があったり、もう食べ飽きたとか、珍しくないとか思ってたけど・・・・知らずに3粒食べちゃったよ。確率の高いロシアンルーレットですか?消化を助けるというハーブ酒(アルコール40%)をくいっと引っかけました。うちのアパートのも摘んだことあるんだよなぁ・・・・。

ドイツにも給食があるという。前の週にメニューが配られて、自分が食べたい物にだけお金を払う、というか、チケットを買うのだという。食べるところは食堂とか校庭とか自分の好きなとこで適当に食べるらしい。時間も11時過ぎには食べることができたという。ドイツには給食なんてないと思ってたので、話題にしたことがなかった。なんで給食になったかというと、発端は牛乳だった。私は牛乳が嫌いなので飲まない。ダンナは1回に1㍑は余裕で飲む。でもそれは、家のコーラが切れたときの話で、実はコーラが大好き。アメリカにかぶれやがって、と思いつつ、頼まれれば買い置きしておく。ダンナは「牛乳はいいぞ。身体にいいんだぞ」と、ありきたりなことを言いながら、私の前でごくごくと飲む。「小・中学校でなかば強制的に飲まされたので、もう飲む必要はない」と、言うと、「俺らも学校で飲んでたなぁ・・・・。毎日当番が牛乳を教室に運ぶんだよ」と。それから給食の話になった。

ダンナは好き嫌いが激しいので、よく給食なんて耐えられたなと思ったけど、嫌いなメニューの日はお弁当持参か家に帰って(ガッコから2、3分のところにおじさんのKneipeがある)、適当に食べたらしい。
「月曜日は必ずEintopfだから、食わなかったね」
Eintopfというのは「一つの鍋で作る料理」で、シチューとか具沢山のスープみたいなの。得体の知れない、というか、ダンナ自身で確認できない野菜がてんこ盛りに入っているので、ダンナは大嫌い。でも、豆の類は好んで食べる。
「そういや、金曜日は必ずGriessとかMilchreisだったから、外せなかったね」
ドイツで昼食は暖かい食事。このGriessというのは麦なんだろうか、穀物でキビよりも細かくて、これを牛乳と砂糖でぐつぐつ煮る。Milchreisは煮るものがお米になる。冷たいMilchreisは食べられるけど、この温かいのは私はダメ。ダンナは2人前をペロリと食べてしまう。ザクセンではこれを土曜日のお昼に食べるところが多いらしい。インスタントのMilchreisも売っているけど、お米と自分の好みの味付けで作る人もいるけど、米は洗わず牛乳と煮るんだろうなぁ。・・・・と書いておいて気づいたけど、既製品のMilchreisも米を洗ってないんだよね。

この間のパーティで、ダンナがペトラと給食の話をしてて、盛り上がっていた。なんかちょっと羨ましかった・・・・。

ここ数ヶ月、「週末はおじさんとこのバイト」が普通になっているせいか、太った。いつものジーンズを穿いてもあまりピンとこないのだけど、ナマ腹を見ると確実に弛んできてる。夜バイトに入ると、ペトラがいつの間にか適当なものを見繕って、「まぁ、適当につまんで」と置いてくれる。厨房の火を落とす前の夜10時で、普段イカ料理にありつけない生活の身には魅力的なイカリングだったり、ピリカラのチキンウィングだったり、スパイシーなポテトフライだったり・・・・。手っ取り早い「揚げ物系」が夜食になるのが多い。そのまま食べても美味しいのだけど、ツァツキーというニンニクのきいたサワークリームやらサルサソースをつられて付け食べたり。自分のところでは、揚げ物は部屋が臭くなるのであまりやりたくないし、イカリングはダンナが嫌い(やっぱり「地を這うもの」はイヤなのか?)なので、そんなに買えないし、買ったところで食べきれない(続けて食べるのはイヤ)。極めつけが、「暑いね。飲む?」と、ビールを出してくれる。そして、仕事あがりにも1杯引っかけて、その日のことを話したり、次の日の予定を話したりして、「じゃぁ、またね」と帰るのが習慣になってる。ということで、「一家に一台あったほうがよい」と、いつも行くスーパーで見かけたので、体重計を衝動買いした。この体重計は水分、筋肉、脂肪も一緒に測ってくれるらしい。そういや、ずいぶん前に流行ったよね、こういう体重計。最初の2、3日はいろいろといじくりまわしたり、ダンナと数値の競争して遊んでたけど、今は落ち着いて、3日にいっぺんくらいのって一喜一憂してたりする。

以前はダンナの両親のところにお茶を飲みに行ったついでに体重を計ってた。ダンナは「いつも変わらない」ことを自慢してた。私は1キロぐらいを増減したり。ダンナの母は「痩せた?」と気を遣って聞いてくれてたりする。両親のところの体重計が壊れてしまったので、半年くらい体重を計ることがなくなったんだけど、その頃と比べて3キロぐらい太った。3キロ・・・・簡単に落とせそうで落とせない微妙な数値。

ダンナの母とペトラは昔はかなりスマートだったらしい。2人とも子供の頃は体が弱かったのだという。「ペトラが生まれた時は大変だったのよ」と義母。なんでも義母と義父の血液なのか遺伝子レベルでの相性が悪かったのか、生まれてすぐ輸血が必要だったという。1ヶ月ぐらいペトラはそのまま入院して、義母はものすごくつらい思いをしたという。「でもね、この間お昼にアイスバインをかぶりついている彼女の姿を見て、弱かったのが嘘のよう」と、感慨深げに話してくれた。義母は「産後の肥立ち」が良かったのと家業を手伝ってから、ペトラもおじさんところで働くようになってから、「かなりふくよかになった」という。義母は長いこと医者の指導でダイエットをしている。ペトラはあまり気にしていないよう。「あー食べ過ぎた」と、いってはハーブ酒を流し込む。私もこの道を辿ってしまうのだろうか・・・・・。

パーティー当日の午前中、義母から「ちょっと手伝いに来て。10時ぐらいでいいから」と、いうので、その言葉を真に受けて出かけたら、ペトラと義母はすでに来ていて、ちょうど朝ごはん&コーヒータイムがが始まるところだった。2人は9時くらいから始めてたみたい。ドイツでは朝食はちょっとコーヒーを飲むくらいで、10時くらいから朝食のようなものを食べる。義母はあまりやる気がないようだった。本当は街でみんなと食事をしたかったんだけど、義父が「おじさんとこのKneipeでやる」といってきかなかったらしい。おじさんのとこらだったら、天気に合わせて場所も設定できる。ちょうど月曜日は定休日なので、内輪だけで楽しめる。おじさんとこでパーティをやると聞いた時、ダンナは「なんだよ、弟招待しといて働かせるのかよ」と笑っていた。シルビアからは「月曜日は働いてからお祝いよ」と言われたので、「まさか、私が皿洗いに入るの?」と内心びくびくしてた。実際にケルナーとしてきたのはいつもパーティの時に来てくれるアンドレアスと、皿洗いはペトラの友人。ペトラが朝食を摂ってる間、義母は何度か立ち上がって「もう始めようかしら・・・」というんだけど、ペトラが「あと5分くらい座ってられないの?まだご飯食べてんだから」と、たしなめる。義母はちゃっちゃと終わらせて帰りたそうだった。私がしたことはサラダを作って、テーブルのセッティングを手伝ったくらい。

パーティは17時半からというので、少し早めに家を出る。この日は夕立もなく、外での食事にはもってこい。ロースターを用意してたので、炭火での虹鱒のホイル焼き、焼きソーセージ、ステーキが食べられる。私たちが来たときにはまだあまり人がいなかった。義父はもう自転車を贈られてて、「お前知ってたのか」と、先週ダンナが自転車買いに付き合わなかったのを知った。ダンナがプレゼントを渡すと、さっそく中身を見てくれた。この腕時計、ダンナ的にもかなり気に入っていて、店で包んでくれた包装(といっても、開閉自由な袋にリボン付けてくれただけなんだけど)を解いては毎日見ていた。おかげで、義母の手伝いの後、ラッピングの材料を隣町まで買いに行く羽目になった。義父も気に入ってくれて、さっそくはめてくれた、よかった。

お客さんはほんの身内とごくごく親しい人たちで、30人くらい。両方の兄弟も久しぶりに全員集まって、それぞれの近況を語ってた。それぞれの兄弟で固まって、持ってきた写真を見せ合い、甥っ子・姪っ子のところにも見せに歩いてた。一番驚いたのはダンナのいとこの娘、ステファニーの成長振り。数年前に彼女たちが来ている時に遊びにいったんだけど、その時はおじいちゃんに自分の靴下を嗅がせてきゃっきゃしていてまだまだ子供という印象しかなかった。写真は14歳のお祝いの写真。ドイツでは14歳で初めて身分証がもらえるので、ちょっとしたお祝いをするらしい。ステファニーはスーツに身を包んでて、ものすごく大人っぽかった。またお母さんにそっくりで、ダンナも驚いていた。いとこのカトリーヌはダンナと同じくらいの身長だったかな。家族が揃った写真をみると、ステファニーもかなりでかかった。小学生の頃からリコーダーを習っていたけど、今はオーボエを習っていて、学校ではラテン語とイタリア語も習ってるとか。以前、ステファニーに折り紙の本をあげたことがあった。日本語だけど、図解で何とか折れるだろうし、おじいちゃんとこでの暇つぶしになるだろうと。その本を今でも持っていて、紙幣を折り紙にして今回のプレゼントの飾りを作ってくれたという。ちょっと嬉しかった。一時は散れじれになった兄弟の語り合いも、数時間後にはまた元に戻って、話も尽きないようだった。

というこで、次の日私はグロッキーで、胃の中でアルコールがとぐろを巻いてるみたいで、かなりきつかった。最後の頃に飲んだパンチがいけないと思っている。おばさんが作るパンチは美味しい。いつもは作っている時にちょろっと味見をする程度。おばさんのパンチはその時空いている適当な白ワイン(わりとシャルドネを使ってる)をじゃぼじゃぼ使う。次にモモ缶やらミックスフルーツの缶詰を適当にザク切り。砂糖を適当に袋から流し入れる。味を見ながらワインをたしたししていると、美味しいパンチができる。今回はチェリーのシロップ付けのパンチだった。水を飲んでると、おばさんが瓶ごと持って来てパンチをくばってた。やっぱり甘めの酒とは相性が悪い、というか飲みすぎだったんだね・・・・。

私たちは0時前に引き上げたけど、両親は2時近くまで残って語ってたとか。義母は帰りたがり魔なのでつらかったらしい。

明日は両親の誕生パーティ。今年で義母は60歳、義父は65歳とキリ番。義母の誕生日は2月なんだけど、6月の義父のと合わせて一緒にパーティーを開くことにした。1ヶ月前に日程を知らされて、「プレゼントどうしようね。お母さんと一緒に使えるものにしようかね」と、ダンナに言ったら、「まだ先のことじゃん。そのうちにね」という。「それは、私たちの結婚式の時もそうだったよね」と、いおうと思ったけど、いってもしょうがないのでやめとく。先々週、義父が「息子と自転車を見に行きたいんだけど、いつ休み?」と、バイトの時聞いてきた。ダンナの仕事はシフト制なので、平日が休みのときがわりとある。「確か、水・木あたりかな?都合を彼に電話させますよ」と言っておいた。それを耳にしたシルビアとペトラが、義父がいない時を見計らって、「兄弟で自転車を贈ることにしてるのよ。今家に居る?釘刺さなきゃ・・・・」とダンナに電話をするシルビア。結局、休みの日は自分のバイクを弄り倒して過ごすことに。2人でバイクを見ていると、義母が散歩の途中で立ち寄った。「お前損したね。お父さん、お前にも自転車を買ってやるつもりだったのよ」と、義母。義母はシルビアたちの予定を知ってたらしい。実はダンナの自転車は数ヶ月前に盗まれてた。最初は用心深く鍵を掻けておいたのに、だんだんめんどくさくなって、鍵を掛けずに1ヶ月くらい放置。仕事から帰ってきて、「俺の自転車地下に仕舞ってくれたの?」と、私がしそうにないことをちょっと希望的観測で聞いてきた。義母も去年ぐらいに盗まれたんだけど、保険を掛けてたので、保険で新しく購入した。ダンナのは保険が掛かってなかったらしい。ダンナが義母とプレゼントの相談をし始めたので、「お母さんのパーティーでもあるから、お母さんも使えるものをと考えてる」、私が言うと、「・・・・そうねぇ・・・・新しいコーヒーメーカー?」と義母が答えると、ダンナが脱力。実は私も家電系を考えてたりした。やっぱり女の人って実用的なもの欲しがるのかしら?
ダンナ「誕生日のプレゼントに家電って・・・」
義母「そうねぇ・・・・お父さんに腕時計はどうかしらね」
私「お母さん、お父さんに買ってあげなかったけ?」
義母「ああ、あれね。カタログで安いのみつけたから」
ダンナ「腕時計はいいね」
ということで、うちらからのプレゼントは腕時計に決定。

今日の午前中、おじさんとこのバイトで、ペトラとだべっていると、仕事前のダンナが寄ってくれた。
ダンナ「父さんのプレゼント何にした?」
ペトラ「・・・・まだ決めてないよ。まだ時間あるじゃん」
(えっ?ペトラまだなの・・・・?特に聞いたりしなかったけど、ちょっとびっくり・・・・)
ダンナ「薄情なやつだよなぁ・・・・。明日じゃん、誕生パーティ」
アンタも人のこといえないじゃん。先週、自分から「プレゼント何にする?」と振っといて、その10分後、「あー疲れた。眠い。その話はまた後でね」とかいって。それで、ホントはこの間の木曜日に行くはずだったのが、「あー暑くていく気がしない」とか言いくさって、金曜日にやっと買いに行ったんじゃん。

明日のパーティーの出席のために、隣の州から「ダンナのおばあちゃんのいとこ」という人がご主人とやって来た。何でも聞いたところによると、大叔母は60歳の時に今のご主人と再婚したという。シルビアとおじさんの結婚式にも来ていて、80歳近いというのに、深々とスリットの入ったスカートを穿いていて、「おしゃれなおばあちゃん」と、いう印象。もともとは、この辺で暮らしていた人らしく、親族で何か行事があると、遠路はるばる来てくれる。「ごくごく小さなパーティよ」と、義母は言ってたけど、どうなんだろ。明日の午前中はパーティーの準備のお手伝いをすることになっている。

うちから自転車で10分くらいのところに大きな人工の湖がある。この辺は昔石炭が採掘された跡地で、でかい穴ぼこを埋めもどさずに、止めておいた地下水を開放して湖にしたという。ザクセン地方は石炭が豊富にあるらしく、ライプチヒの辺りはまだ埋蔵量が豊富なのだという。どこかの政治家が「街をどこかに移動して、石炭を掘れないものか」と言って大顰蹙を買ったとか。ドイツで2番目に古い大学のある街でワーグナーの生まれた街でバッハやシラー、ゲーテがいた街をそう簡単にはどかせなよ。この湖はかなりでかくて、二つの街と村一つが面している。この写真の反対側に私がいつも買い物に行っている街がある。今の季節になると全裸で日光浴する姿があちこちで見られるので、今の時期は写真を撮るタイミングが難しかったりする。ここからもう少し行ったところに芝生の斜面があって、肌を焼くには恰好の場所になっている。水鳥も豊富に見られて、4月の頃には白鳥が20羽近く羽を休めていた。もう少しすると、ここでスキューバーをしたり、泳ぎを楽しむ人で賑わう。いとこ夫婦は週末は早朝、普段は夜の8時ごろ自転車で一泳ぎに出かける。帰りは、おじさんのところでビールを引っかけたり、軽く食事をしたり。ドイツ各地にはこのような湖がいくつもあって、水の透明度もかなりいい。5月ぐらいに全国チェーンの大きなスーパーで、スキューバーのセットが売り出される。海に面している部分も少ないし、長期休暇はもっと先だしと思っていたけど、割と需要があるのだなと、納得。あと、ここでは軍隊の潜水訓練も行われているとか


遠くに見える建物が軍の施設

こことは別に「穴ぼこ」のままの場所がある。これも将来の人工湖にするという。そこはここから自転車で気軽に行ける場所ではないので、今の状態がどんなのかは分からない。最初見たときは、ここに爆弾でも落とされたんじゃないかとというくらいの荒廃ぶりに驚いた。週末にはここを見物に来る人がわりといたりする。

うちの近所に採掘の影響で陥没してしまった場所がる。草で覆われているため、ちょっと窪んだ原っぱという感じ。この辺は住宅の建設が規制されていて、うちから道路挟んで反対側が家を建てることができる境界らしい。いつも草が多い茂ってい、いまいち探検する気にはなれない・・・・。

結婚してからだと思うんだけど、アパートの1階にバナナの箱が置いてある。そこにはスーパーの広告、雑誌、新聞などが入ってたりする。特に気にも留めてなくて、「1階の人は部屋にそういうものを置きたくないのかな」、ぐらいにしか思わなかった。別の棟の奥さんがわざわざ広告やら雑誌なんかを置きに来てるのを目撃。「あー読み終わった雑誌や広告をここに置いて、『まだ見てない人はどうぞ』ということなのか」と納得する。時々ここから広告をこっそりとパクってたので、これで堂々とパクってもへーき、自信をつける。水・日曜日にこの辺りの大きなスーパーの広告が地域新聞と一緒に配られる。でも、うちのポストには「広告お断り」みたいなのをはっつけてあるので、広告はなかなか手に入らなかったりする。でも、日曜日の配達の人は、「お断り」札をシカトして入れてくれる。水曜日の人は律儀だなぁ。

つい最近、この考えが間違っていることに気づいた。地下に降りた時に、新聞・広告・雑誌がぎっしり詰まったバナナの箱を見つけた。なんなんだろうと、ダンナに聞いてみた。
「ああ、あれは1階の奥さんが子供の小遣いにって集めてるんだよ。なんでも、まとめて持ってって換金するらしいよ。え?言わなかったけ?」
じゃぁ、今まで私は子供稼ぎの素をパクっていたのか・・・・。そういや、ごみの回収の日でも誰も出そうとしなかった。何度かついでだから出そうと思っていたんだけど、持ち主がいまいちはっきりしなかったので、ためらっていた。

ダンナ曰く、旧東ドイツの頃はそういうシステムがあったらしい。古紙回収・金属・ガラス瓶などを換金してくれる業者が村々を回るのだという。ダンナも小遣い稼ぎに精を出していた。この辺りだと、ちょうどおじさんの家の裏の広場が回収場所だったとか。今は古紙のみなのかな。時々大型の金属類を集めに来る業者が、お知らせを各家々のポストに入れて、期日にとりに来るというもの。ただで引き取ってもらっている。

「なんだよ、教えてくれたら新聞・雑誌を入れてたのに・・・・」と言うと、「ゴミ箱から拾えばいいんだよ。自分の稼ぎじゃん」ときついことを言う。小学校低学年の彼らにそんなハングリー精神はないと思うし、そりゃ酷だよ。今までパクっててごめんね。これからはそこに新聞を入れさせてもらうよ。
先週の土曜日からドイツはお休みムード。土曜日から3連休で、今週はガッコが休み。先週はかなり暑い日が続いてたけど、今週は雨が降ったり曇りがち。ちょっと風も強かったりする。せっかくのお休みだけど、天気がいまいちでかわいそう。天気が安定している時期の長期のお休みなのに、今年は外れてしまったようだ。土曜だか日曜だかにシュヴァルツバルト地方では雪が降ったらしい。家族でハイキングを計画していた人が「こんな天気になるなんて・・・・」ものすごくがっかりしてた。たしか、去年の6月のあたまぐらいに、チェコとの国境付近でも雪が降ったような・・・・。この時期の雪は、ドイツではよくあることなのかもしれない。こちらも日曜日の夕方、ものすごい夕立があった。ここのところ毎日激しい雷を伴う暴雨がある。それが朝っぱらからだったり、午後のお茶の頃だったり。それもドイツではよくあることなのでしょうがないんだけど。私が無頓着なのもかもしれないけど、ここの人たちは雲の動き・色には敏感。買い物に行く途中近所の人に会うと、「すごい雲が見えるから、早めにしたほうがいいよ」と言ってくれたりする。ここで生活するには、雲を読むことは必須条件なのかもしれない。
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