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ドイツでの生活をまたーりと綴ります
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昨日の夜、ダンナがトイレから出てくるなり、キッチンのテレビの主電源を切る。「今度からここを消すようにしよう。今月から電気料金が値上げだってよ。しかも15-20%だよ」という。トイレで新聞読んで情報を得たらしい。なんでもドイツ全土で電気料金を一斉値上げとのこと。それは知りませんでした・・・・。ダンナの省エネは金銭が絡むか絡まないかが基準みたいだ。うちにはテレビが、居間とキッチンにある。ダンナは音がないとイヤなのか、朝起きるとプチッとテレビをつけ、家に帰ってきてテレビが付いてないとプチッと付ける。しかも、キッチンから居間に移動してもキッチンのテレビはつけたままで、居間のテレビをつけて、PCを見る。そんで、PCを消した後に、ソファーに座って10分くらい見て終わる。そんなのテレビつけてる意味ないじゃん。あと、DVDもつけっ放し。誰も見てないキッチンのテレビを消すと、「お前はPC使ってなくてもつけっ放しで、テレビは消すのな」という。確かに私も変なとこはあるんだけど、テレビをつけっ放しにすることにあまり慣れてない。実家でもあまりテレビ見なかったし、最近新鮮味がない。

「ふーん。じゃぁ、PCやオンラインゲームも控えなくちゃね」といってみると、「それは変えるつもりはないし、我慢はしない。テレビの主電源を切るのはたいした手間じゃない」という。まぁ、確かにね。でも、「15-20%の値上げ」がちょっと衝撃的で、何となく実行したくなったんだろうな。どうせすぐに忘れちゃうよ。

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ここ2週間ほど天気が不安定。先々週は朝っぱらから雷と豪雨。1日の始まりからうんざり気味だったんだけど、幸いこの辺は大したことがなかった。午後にはいつものように買い物行けたし。午後のニュースを見るとオーストリア・スイスの国境辺りとドイツ北部で大水の被害が出たとか。先週はずっと風が強くて出かけるのが億劫だった。なんとなく肌寒かったりする。今週一杯いい天気は期待できなさそう・・・・。

最近ペトラは子供の進路で悩んでいる。以前、長女のアレックスが留年しそうだという話を聞いてそれっきりだったんだけど、実は半年留年してたらしい。半年単位で留年できるのは知らなかった・・・・。なんでもクラスの雰囲気が悪いのだという。うちの近所にはGrundschuleといって1-4学年までが通う。ここは何となく「お金持ち組み」と「庶民組み」というのができているらしい。そういえば、うちの村には意外とお金持ちが住んでいたりする。私が住んでいるところは村の入り口に近いのだけど、奥の方へ行けば行くほど「ハイソ」らしい。ここでは、お金持ちは村の外れ外れの方に住む傾向にあるのだ。アレックスは今年で14歳なので本来なら8学年?今度の9月で7学年になるのかしら?ドイツの学校制度は複雑で何度聞いてもよく理解できないんだけど、5、6学年が進路を決める2年間で、この時期、「大学進学」、「職業を学ぶ」、「義務教育をとりあえずこなす」という感じなのかしら?とりあえず、10学年までは義務教育。義務教育の長さも州によって違うという。9年のところがあるんだったかな?ダンナは旧東時代の人なので、「今のは分かんないよ。俺らの時は、全員が10学年まで通って、そこから大学に進学したい人だけが2年間余計に学校に通ったんだもん」という。

ペトラはできれば大学進学を考慮に入れたGymnasiumに通わせたかったらしい。でも、Gymnasiumに通うには成績が悪く、もう1度留年しなければならないとか。アレックスは「ガッコはあと3年で十分」と言い張ってもう行く気がない。彼女の夫のペーターは「本人にやる気がなければしょうがない」と、あまり子供の進路にあまり干渉しないらしい。そんなことをこの間のお誕生パーティの準備の時にお母さんと話していた。時々義母が説明してくれたんだけどね。義母も「しょうがないわねぇ・・・・」というほかないみたいだった。それで今度はマークスの番。この9月で5学年になるんだけど、最初から「僕も10年通えばガッコはもういいや」と言い始めてるらしい。


6年前のマークスとアレックス。アレックスはすっかり今時の女の子に。

前にも書いたことがあるけど、ドイツではGymnasiumに行かせたがる親が増えているという。Gymnasiumから他の学校、Hauptschule、Realschule、Gesamtschuleへの上からの変更は簡単にできるけど、逆は難しい。ペトラもその辺のことを心配しているんだろうな。特にHauptschuleは他の学校と比べてかなりレベルが低くなりつつある。ここには、外国人の子供が多いという。彼らは途中からドイツの学校に通うことになって、難解なドイツ語を学ばなきゃならない上に、他の学科も自国のより進んでいたりで、結局、この学校しか選べないのだという。そんな傾向は田舎にも広がりつつあるんだろうな。

今日は朝っぱらから下の通りが騒がしかった。ちょうどうちの下の通りはバス停で、朝の7時前ぐらいに、バスを待つ子供たちで多少にぎやかだったりする。でもそれにしてはちょっと遅いし、今週はガッコが休みだよなぁ・・・と思って窓から覗いてみたら、近くの保育園の遠足と判明。どうりで、声の感じが幼すぎたのと、時々大人の声が混じってたわけだ。ちょうどうちの前辺りから歩道が途切れるので、先生が子供たちを横断させていたところだった。一番最後の先生はリヤカーのようなのをひっぱていた。疲れた子供を乗せるためなんだろうか。でも、子供の遠足のわりには時間的に早くね?方角的に何にもないような気がするんだけど、お天気もいいのでちょっと離れた原っぱでお弁当を食べるのかな?

ダンナが昔通っていた小学校、Grundschuleが近所にある。ここには4年生までが通うことになっている。同じ敷地内には学童保育、託児所のようなものが併設されている。学童保育はKinderhorstといって、日本のものと同じシステムなのかな?託児所は「Kinderkrippe」といって、1歳児ぐらいから預けることができるらしい。旧東ドイツでは女性が外で働くのが普通だったので、子供を預けられるシステムが昔からあって、今でも多く残っているという。薬局に勤めているいとこのアンケは去年出産して、10ヶ月ほどの産休・育休で職場に復帰。娘が1才になるまでの残り半年をご主人が育休を取って面倒を見て、それから保育園に預けるという。薬局もそうそう長くは休んではいられないようで、ご主人にも協力してもらったとか。午前中、天気のいい日には、歩くのもおぼつか無い子供を押し車のようなものに乗せてお散歩をしてたりする。


ぐぐったのですが、この押し車単体で発見できず。
うちの方でもこんなデザインのものをお散歩用に使ってます。

 

ドイツでは6月1日は「こどもの日」らしい。街に出れば何かイベントがあるかもしれない。ちょうど週末だしね。保育園のイベントは遠足だったのかな。

午前中家にいると、「ばばばばばっ」という音が。軍のヘリコプターにしては近すぎるし、何しにうちの村に来たんだ?、と。窓から外を見てみると、黄色いヘリコプター。ダンナが「医者が呼んだんじゃね?」さらっとという。うちの斜向かいには、小さな医院があるなぁ・・・・でもどこに着陸するんだろうねぇ・・・・。うろうろしているようだったので、最終的にどこに着陸するのか興味津々だったけど、洗濯がもう終わりそうで、柔軟仕上げ在を入れなくちゃならないので外に出られなかった。以前はうちから歩いて1、2分ぐらいの空き地に着陸していたらしいけど、今はちょっとした住宅地になってたような。でも窓から見てみたら、そのあたりだった。

ヘリコプターで病人を運ぶことはドイツでは当たり前らしい。例えば、医院レベルに診察に来て、お医者が「これは一刻をあらそう」と、判断したた場合、ヘリコプターを要請できるらしい。病院までの道のりや、渋滞などももちろん考慮される。甥っ子のマークスが小さい頃に、熱湯がおなかにかかり、ヘリコプターで運ばれたという。その時ダンナと近所に住むいとこは、「誰が運ばれるんだろうねぇ」と道端でのんきにしゃべってたらしい。なので、ドイツの大きな病院には駐車場と並んでヘリポートがあるのが当たり前らしい。

未練たらしく、外を見てたけど、ヘリコプターのエンジンがうなっているのに、地域の皆さんはいたって冷静。下の通りはいつものように静かで、ふつーに世間話をしてる人がいるだけ。自転車で駆け寄る人はいなかったもよう。不謹慎だけど、ヘリコプターの風に当たりたかった・・・・。
大変ご無沙汰してます。4月は毎週末、何かとおじさんとこのバイトに入ってて、ちょっと忙しかった。今年の4月は天気が安定していて、例年より気温が高めだったとか。日本では「女心と秋の空」と、変化の激しさを喩えたりするけど、ドイツでは「4月の天気」だったかな?アパートの敷地内にある庭は、とりあえず住民が自由に使ってもよい」らしい。といっても、限度はあるだろうけど。ここには3棟のアパートがあるんだけど、そこの住民がお金を出し合って、テーブルとベンチを設置している。今の時期の週末は、家族でバーベキューをしたり、昼間はケーキなどを持ち寄って、噂話をしたり、などの交流の場となっている。家族が多いところは、庭の隅っこに簡易テントのようなものを張ったりして、食事やちょっとしたパーティーができるようにしていたり。ここからだと見えにくかったけど、義母のところに行く時に見たときに、木のブランコが設置されてた。

こんなちょっとした公共の場所でもドイツ人は貪欲に肌を焼く。土日はもちろん、仕事がはねてから時間があったら、寝椅子を用意して寝そべる(ビキーニ着用)。ダンナもバイクをいじる時は、タンクトップを着る。半裸でやらないのは・・・・変わってるんだろうか?いや、それほど貪欲じゃないんだろうな。4月からこんな光景が見られたりする今年は、やはり暑くなるんだろうか?と、思いきや、5月の前半は涼しくて曇りがちな天気。今週は、30度越えでものすごく暑い。うちは屋根部屋なので特に暑い(かもしんない)。「屋根部屋は暑いでしょう?」と労わりの声をかけてもらえる。確かに、義母のところは午後でも涼しい。でも、彼女のところは、大きな窓で西日が射さないからだと・・・・うーん、やっぱりうちは最悪なのかもしれない。冬は暖かでいいけど。

日本だと、「夏の気候を考えて家を建てる」というようなことを、昔の偉い人が言ってた(忘れた。すっかりバカになってる)。日本の夏は、高温多湿なので、湿気や風通しを考えた家作り。ドイツは大陸の気候なので、湿気の心配はあまりなく、冬のために機密性の高い建物が求められる。仕事でほんのちょっとドイツの建物に関する法律を読んだことあるけど、新築・リフォームの際には、外壁に断熱材をしっかり使うとかなんとか。昼間こもってしまった熱が抜けにくそうだけど、冬の間のエネルギーの消費・暖房費を考えたら、その方が環境にもいい、ということだったかな。

話がかなりそれてしまったけど、5月上旬には扇風機がデパートやスーパーで売り出されててちょっとびっくり。今年も暑くなるんだろうなぁ。
ヨーロッパ全土で昨日は雪だった。久しぶりの雪であわてたのか、事故が続出しもよう。幸い私の地域はそれほど降らなかった。「雪が降ってるね」とダンナに言うと、「そんなの3Kümellnだ」という。意味は「芥子粒ほど」ぐらいになるんだろうか。「Kümelln」というのはキャラウェーの実。ソーセージ、ジャーマンポテト、ハックペーター(ドイツ版ユッケ)、パンあどいろいろに使われている香辛料。今回の雪は地肌が見える程度の積り具合だった。今年はウィンタースポーツを見ても競技場・コースを除いては雪が積もってなくて淋しい感じ。この雪で多少はウィンタースポーツらしい景観がたもてるだろうけど、来週からまたちょっと暖かくなるらしい。オーストリアのスキー教室でインストラクターをしている友人は商売上がったりだろうか?

暖冬で冬物衣料の売れ行きが芳しくないらしい。確か、12月の時点でダウンのコートが半額以上値下げになっていた。冬物のセールはまだ続いてるけど、またどんどん安くなるんだろうか?この間義姉から「日本では暖冬で車えびが不漁」と魚介類大好きなアニキ夫婦の嘆きのメールをもらった。そうか・・・そんな影響もあるのか。車えび食べたい・・・・・。海の幸に関してはドイツではあまり聞くことがないというか関心ないだろうな。暖冬で来夏の蚊とダニが増殖するかも、というニュースをやっていた。ダニは特に南ドイツでは非常に関心が高い話題らしい。毒蛇に噛まれたくらい大騒ぎして病院に駆け込むらしい。そんなにも性質の悪いダニが棲息しているのだろうか?「俺にはもう十分だけど、自然はもっと寒さを必要としてる」とダンナ。いろいろなサイクルを考えると、冬は冬らしくあるべきなんだね。

先週、実家にドイツから小包を送った。以前、友人宛に送ったこともあるんだけど、着いたのは1ヶ月以上もたってから、ちゃんと航空便といってお願いしたのに。これは船便並みの遅さだった。この時はその辺にあったダンボールで梱包して、あまりでかくないようにして送った。Myダンボールがいけなかったんだろうか?ドイツポストの梱包キットを使えという無言の圧力なのかしらといろいろと妄想を膨らませていた。ドイツ人が集う掲示板で「小さい荷物は割と後に回されやすい」というのを読んだことがある。これか?とも思ったけど、船便並じゃ後に回されすぎだろう。今では窓口のおばちゃんが「LUFTPOST(航空便)」というシールを貼り忘れたのかもしれないという結論に達した。

ということで、今回はドイツポストの梱包キットをわざわざ買って送ってみた。すると・・・・・先日の金曜日、約1週間で届いた模様。すばらしい!!!梱包キットの威力なのだろうか?でもおばちゃんが航空便のシールを貼るまで見てたので、ちゃんと仕事をしただけなのかもしれない。ドイツでの小包料金はかなり大雑把。Päckchen(小型小包)は2㌔までなんだけど、1㌔だろうが2㌔だろうが料金は一緒。これを数グラム超えただけで、5㌔までの値段に跳ね上がる。なので慎重に荷を作らなければならない。その点日本のは50㌘単位で値段が設定されている。あと航空便と同じ航空便でも2つの選択肢があって、SAL便というのがある。以前にも書いたけど、飛行機の空きがあるときに一緒に発送するという博打的な要素満点なシステムだけど、10-14日くらいで着いてしまう。ドイツにもあったけど、数年前に止めてしまったらしい。なので、選択肢は航空便と船便だけ。2㌔にこだわるのは一番手ごろな値段で、それ以上だと躊躇してしまうというだけなんだけど。

ドイツポストの梱包キットには予め航空料金が含まれているものがあるPluspäckchenというのがある。これについてる箱はほんの少し小さめだけど、2㌔ぐらいだったら十分という感じ。今気がついたけど、郵便局のおばちゃんは箱の値段を多くボッタよ・・・・。ちゃんと値段くらい覚えとけばいいにのに。いや、これはきっと2㌔だったらPluspäckchenを最初っから買えというおばちゃんからのメッセージなのかもしれない。それにこれだったら絶対航空便だし・・・。こんな風にして自分のミスを減らす方向に持ってってるのかもしれない。さすがドイツポスト・・・・。

昨日はヨーロッパ全土ですごい大風だった。水曜日の夜にダンナが「木曜日は1日中大風だってよ。Orkanだよ」。このOrkanというのは大風という意味なんだけど、いつも「オカーン」と聞こえてしまい、お母さんを連想してしまう。日中はそれほどでもなかったんだけど、夕方ごろから雨風がひどく雷も時々聞こえた。生ぬるくないカラッとした台風という感じ。ニュースによると、夕方ごろから鉄道・飛行機が運行を中止して、高速道路は閉鎖されてしまったらしい。飛行機は着陸できずにもう安全圏のルクセンブルクとかに着陸したらしい。鉄道も「多分明日の8時くらいには運航を開始できるかも」といっていた。駅で足止めをくらっている人とかがテレビに映ってるのをみて、その混乱に身を置きたくなってしまった。ちょっとうらやましかったりする。私は台風の日に川の増水をこの目で確認してみたい人だったりする。

風速は時速200kmだったとか。「それじゃはやくどっかいっちゃうね」と冗談を言ってたら、第2弾が夜中にやってくるらしい。夜中にやってきたのもものすごかった。それほど高くない3階建てのアパートで揺れを感じた。ゴーゴーと一晩中うなっていたけど朝にはすっかりおとなしくなってしまった。

昨日の時点でドイツで6人も亡くなったらしい。ヨーロッパ各地の様子を見たけど、車に木が倒れてめちゃくちゃになったり、鉄塔みたいのが建物に倒れかかってたり、倒木で道路が塞がってたり。こんな強風に強風だからこそ海岸にわざわざ散歩に出かけてる人もいた。こういう人はどこにでもいるものだ。幸いうちの村では大きな被害はなかったみたい。ご近所では風で落ちた枝や松の葉を集めてきれいにしていた。今日も少し風が強かったけど、自転車がこげないほどじゃなかったので出かけることに。お買い物道は大風で荒れ果てていた。入り口付近で木に引っかかっている海パンらしきものを発見。水曜日には見かけなかったので、この大風で飛ばされたんだろうな。こんな日に限って重いものばかりを買ってしまう。行きはつらかったけど帰りはそれほどでもないはず・・・と期待してたけどそんなことはなかった。家に帰って汗だくだった。去年といい今年といい風が強い日が多い。きっと今年は太らなくていいかもしれない・・・・。

ドイツの被害状況が見れます(Fotogalarie)
http://www.bild.t-online.de/BTO/news/2007/01/19/orkan-kyrill/orkan-europa-zerstoerung.html
なんかもうガクブルです・・・・。

ドイツのドキュメント番組は面白い。社会問題やら外国の生活習慣、そこに暮らすドイツ人やら外国人などなど。今回は「質屋に訪れる人々」というか「働く質屋」というのをやっていた。ドイツ語で質屋にあたるのは「Leihhaus」または「Pfandhaus」という。最初から見てなかったのが残念だったけど、なかなか興味深かった。どんな人が質入してくるのかというと、即金が必要な人。例えば、「失業してて今月の電気代を払わなくちゃならないので・・・・」という若者。質入したものはPS2。getしたお金は60ユーロ。「わりといいお金じゃない?」と相場は知らないけど、中古品で60ユーロというのはいい感じがした。中古屋だったらもっと安くたたかれるんじゃ?次はダイアの指輪を入れに来た人。この人はこのお金でロンドンに旅行に行くんだと。従業員を抱えている大工さん。施主からの支払いが滞っているので、自分が集めている金ぴかの時計を質草に。「これで従業員に給料支払える」とか。切羽詰っている人もいるけど、なんかユルイ気がする。質入期間は4ヶ月ぐらいで、ここに来る人の7%がそのまま流してしまうという。ここの「馴染」というおじさんが自分が質草にしたMP3プレーヤーを引き取りに来た。「ここの職員の人とは家族みたいなもんでね・・・・また2、3週間後ぐらいに来るよ」と言って帰っていった。あと普段自分が使わないような貴金属を質草にして、数ヵ月後お金と引き換えに持って帰る人もいた。利子とかどうなんだろ?審査とかも必要なく自分のもので手軽にお金を借りることができるからだろうか?「たとえば、生活保護を受けていてそのお金じゃ旅行にいけないけど、ここでお金を借りてちょっとした旅行資金のたしにできるじゃん」とダンナは言う。そういう使い方もあるのか・・・・。質流れ品はオークションにかけられる。業者だけなのか個人も参加できるのか分からないけど。

「どうせなら、リサイクル屋にでも売っちゃえばいいのに。お金だけだったら」というと、「売っちゃったらそれで終わりだし。品物は戻ってこない。一時的ならやっぱり質屋なんじゃない?」わりと思い出深いものとか入れてた人いたしな。いつも使っているカメラを質草にして、お金を返して受け取っていたおばあちゃんもいた。でもここに来る人はまだ大丈夫な人たちなんだろうな。

クリスマスのお飾りは日本でいう「松の内」ぐらいまで飾られるという。先週の土曜日が3人の賢者(王様?)がキリストをお見舞いに来た日なので、それまでは「クリスマス」なんだろうな。うちのアパートも「なんとなくパッとしないなぁ」と思っていたら、家々のドアに飾られていたクリスマスのツリーがはずされていたからだ。

今年は暖冬。ほんとうに暖かいと思う。去年なんか手袋を2重にしてないと手がかじんで自転車に乗れなかったし。寒くて本気で涙目になっていた。話によると、来週いっぱいまで暖かな状態が続くという。「本格的に寒くなんないと困るんだよ」とダンナ。「あったかでいいじゃん」というと、このままの状態が続くと湖や池に産みつけられた蚊の卵がたくさん孵ってしまい、夏には蚊が大量に発生するという。近くの池は毎年凍っていた。小さい子供をつれた若いお母さんが散歩なのか、氷の上を子供と歩いていたりする(でも、それは危険な気がする)。それぐらい厚く氷が張っていたのだけど、今年は今のところ最高でそこを餌場にしているサギが歩ける程度だったかな。それなりに寒さというのは必要なのですね。

*まゆみちゃん*
久しぶり。オーストラリアでの風変わりな初詣、相変わらずだね。異国の地で毎年紅白を見れるというのは素晴らしいね。年末には紅白というのはもう気にならないけど、日曜日になるとふと「サザエさん・・・・」というのは時々あるね。ことしも素晴らしい出会いがあるといいね。
それはそうと、最近ブログが読めないね。なんかあった?
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