そこの床屋さんは、全工程をバリカンを使わずハサミ・カミソリでやってくれるという。ダンナはいつも気持ちよくチップを払っていたらしい。理容・美容室はドイツで一番賃金が低いという。トイレおばさんにはチップを払おうとしないダンナでも、床屋さんにはチップを払う。それほどまでに劣悪な賃金なのかもしれない。ちなみにドイツでは、理容・美容室関係は女性の職業。男性もいるにはいるけど、実際はどうか知らないけど、「Er ist vom anderen Ufer」とダンナは言い切る。モーホというイメージがあるらしい。
その床屋がある日突然移転してしまって、いつも髪を切ってくれた人は引退してしまったのか、別の人があたったという。その人は始終バリカンを使っていたという。「あんなのシロートでもできるよ。もうあそこに行かない」と帰ってくるなり言い出す。新たに別の床屋を開拓するのが面倒なのか、古典的な「床屋」がレアなのか、「バリカンで俺の頭刈ってよ。メモリ合わせてやればいいんだから」と。今は大分慣れたけど、最初の頃はつむじ付近に刈り残しがあったり、熟れた頃に、「ちょっと工夫してみよう」と襟足をいじったら、収拾つかなくなってしまったりと、いやいや・・・結構技術がいるもんなんだよ。以前はわりと頻繁に床屋に行ってたみたいだけど、襟足の辺りや耳付近の髪が「クルッ」としてきたら、「今度の休みにバリカンで髪刈って」という感じ。だいたい3ヶ月に1度くらい。
ダンナの髪はヘタッと寝た感じのユルイ天パ。ダンナの家系は、父方が若ハゲで母方が若白髪。ダンナの年齢で義父はかなり後退していたという。義母の弟は50代半ばだというのに7割方白髪。ダンナは、(幸い)母方を受け継いだよう。「この年でハゲてなきゃハゲの線はないね。白髪の方がハゲよりはマシ」と言っている。髪が伸びてると、白髪部分が目立つかな。ちょっと損してるかもしれない。こまめに切ったら若く見えるようになるかな。
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ずーっと以前から読ませていただいてたんですが、コメントできずにいました(*_*;
バリカンて触ったことないんですけど、素人でも慣れれば使えちゃうものですか?
だんなさまはどのくらいの長さにしてるんでしょう!?
よかったら教えてください~(-人-)
コメントありがとうございます
うちのは、ずっと前にうつみ宮土理がCMでやっていた「スキカル」みたいな家庭用電気バリカンです。シロートでも簡単に扱えますが、最初はちょっと不安でした。長さを1~7㍉と設定できて、私はいつもmaxの7㍉で長めに残るように刈っています。ダンナの髪は猫毛で「くたっ」と寝てる感じなので、失敗してもあまり目立たないかも?
ダンナが適当に買ってきたものなので、アタッチメントがしょぼくて細かいところはハサミで適当にカットしてます。
また寄ってくださいね