環境王国ドイツのトイレットペーパーは、灰色またはわら半紙のようでな色でちょっとごつごつしている。いかにも「再生紙100%使用」というもので、一応2枚重ねになっている。でもこれは公共施設・学校、お店等で使われているもの。ご家庭用のはちょっとゴージャス。2枚、3枚重ねは当たり前で、4枚、5枚重ねというのもある。うちは4枚重ねまでは使ったことはある。ドイツ版「生活良品」みたいな感じで売られている「Ja」というところの製品。使い心地は、特別やわらかいとか肌触りがいいとかというのは感じなかった。ちょっとパリッとした感じ。ちゃんとした製紙メーカーのものを使っていれば病み付きになるくらい夢中になれたかもしれないけど、別に「病んでいる」わけではないのでそうこだわらない。ということで、うちは3枚重ねを愛用している。3枚重ねでも事足りるし、使っていた4枚重ねはなんとなく「糊がきいている」感じでやけにパリパリしすぎてて好きになれなかった。普通のご家庭ではどうか?私が訪問した家々ではほとんどが3枚重ねを使っていたので、3枚重ねはドイツ一般家庭では標準なのかもしれない。ダンナの両親のところでは一時期、柔らかな4枚重ねを使ってした。冬場によく鼻をかむので、手軽に使えてすぐに流せるトイレットペーパーが便利だからとか。一般的なのはポケットティッシュ。これが食事のナプキンの親戚みたいに厚くて丈夫。4枚重ねがデフォみたい。1回鼻をかんだぐらいで捨てるにはもったいない感じで、たいていは2、3回くらいは使う。なので、年々その強度と肌触りのよさは改良されている。ここ最近はローションティッシュのようなもの、鼻をかんだ後すっきりするようミント系の匂いつきというものが出ている。私としては家で携帯用のポケットティッシュの袋を破って使うのはちょっとためらってしまう。ドイツでも最近ボックスティッシュを見かけるようになったけど、みんな使ってるのかな?この間セールになってたので、ためしに買ってみた。ポケットティッシュをそのまま箱に詰めたもので、一箱に80組(枚)入ってる。
環境問題で「2枚重ねよりも1枚重ねを買いましょう」というのを日本で聞いたのを思い出して2枚重ねにするか3枚重ねにするか考えたことがある。私の場合、切り取り点線がついていたらその通りに使うタイプ。わざわざ中間部分や点線目の前で切ることはない。3枚重ねの場合は4区切りのところで切っている。2枚重ねの場合は5区切りが安心して使える厚さ。1ロールの長さは何枚重なっているかによって違うけど、ロールの大きさ区切りの長さはほぼ同じ。いくつに区切られているかは2枚重ねの場合は今となっては不明だけど、今愛用している3枚重ねは200区切り。2枚重ねの方が長くて長持ちしそうだけど、1回の消費量は多い。結果的には1ロールの消費速度はたして変わんないじゃないかと。どうでもいい考察をしてみました。
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