といってももうそろそろ終わりそうですが。毎年楽しみにしているわけじゃないんだけど、ダンナが見るのでつられてみてる。知らなかったんだけど、ツール・ド・イタリア、スイス、スペイン、ドイツというのもあるらしい。今年のツール・ド・フランスは、ロンドンを出発してゴールのパリを目指す。最初はフランス国内だけだと思ったけど、実際はその周辺国をちょろっとコースに混ぜたりしてる。フランスの田舎の町並みはドイツのそれとは大して変わらないと思ってたけど、「ドイツはオレンジ色の屋根が多いかな。ドイツで好まれている色だから」とダンナ。ネイティブは見るところが違うんだな、と関心。ヨーロッパでは自転車競技は人気があるのか、普段から競技用の自転車&ウェアーを着て汗を流している人を多く見かける。中継を見ていても、その人気のすごさが分かる。沿道での応援、山の上での応援は凄まじい。場所的には選手がそんなに早く漕げないところ。お気に入りの選手・自国の選手が通ると、駆け足で疲れるまで追いかける。応援してくれるのは嬉しいだろうけど、時々ちょっと邪魔だったりする。いい塩梅のロン毛男が赤いヒモパンで選手をひたすら追いかけていたのが印象的だった。ちょっと間違えたら警察沙汰だろうけど、競技中はOKらしい。山頂から下るところはさすがに応援の人は少ないけど、山頂付近ではかなり賑わう。ここでの応援は割と重要だったりもする。天気が悪い時は、沿道の人が新聞を渡したりする。選手も普通に受け取ってる。なんでだろうと思ったら、「下る時は自転車でもものすごいスピードが出る。新聞紙をウェアーの下に入れて体温の低下を防いでるんだよ。下りきったら捨てればいいしね。普段はそう何枚もウェアーを重ねて着てらんないからね」らしい。いい話だ・・・。
競技は12時ぐらいに始まって、17時ぐらいにゴールするというのが3週間続く。「おなかすいちゃうなぁ」と思ってたら、チームの車が伴走してころあいを見計らって、「おやつ袋」を渡してた。飲み物はもちろんだけど、他は何が入っているのかはよく分からない。去年はバナナを見かけた気がした。応援してる人からも飲み物をもらったりもしている。おやつ袋は用がなくなれば、適当に投げ捨てる。それをファンが拾って持ってかえる。ドイツでも自転車レースがあるらしいけど、こっちの方にも来るのかな?近くに来るようだったら見に行ってみたいな。
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