昨日はダンナと夜の11時におじさんところに行ってきた。もう夕方4時ごろからみんな待ちきれないのか、花火をあげてたりしていた。近所ではパーティー用のテントを張ってスタンバっていた。グリルのなんかも設置していたのでけっこう本格的と思われる。ここの家がもう8時ごろから花火をあげ始めた、かなりでかいのを。12時ちょうどには一体どんな花火をあげるんだろうとちょっと興味があったけど、おじさんとこに行ってしまったのでわからない。「冬に花火かぁ。なんで夏にやんないんだろう」とふと考えた。夏は夜の10時近くまで明るかったりする。本格的に暗くなるまで待ったら夜中になってしまう。きっと夜の時間が短すぎてあんまりはやらないんだろうな。イベントもなしに「花火だけを楽しむ」という習慣もないのかもしれない。線香花火は素敵だと思うんだけど、あんまり受けないだろうな。
大晦日にはチケット制のパーティーが開かれる。いく年2006年12月31日、くる年2007年1月1日になる瞬間をみんなでお祝いをする。それまで雰囲気を盛り上げて飲んだり歌ったり踊ったり。ここには村の知り合いがみんなやって来る。ダンナのパソコン友達も奥さんと毎年ここで新年を迎える。キッチンではこの日仕事をしていた人数分+うちらの分のシャンパングラスが用意された。「今日誰か赤いパンツ(下着の方)はいてる?この瞬間に赤いパンツはいてると幸運がやってくるのよ」とダンナのいとこの嫁マニューが言っていた。「今から家にいって履き替えてくれば?」とおばさんのシルビアにすすめられたけど、「赤いパンツ持ってない」というと「私も」と笑っていた。「12時になるから」とみんなでキッチンに行ってその瞬間をお祝いする。みんなで乾杯し、「おめでとう」といいながらハグし合う。おじさんとおばさんはちょっと軽くキスしてた。ダンナ曰くものすごく珍しいことらしい。いとこ夫婦はキッチンですれ違うたびにチュッチュッしてる。おじさん夫婦はこのいとことは5歳くらいしか違わないんだけど。ドイツではシャンパンを「ゼクト」という。シャンパンはシャンパーニュー地方のものだけしか名乗っちゃいけないというようなことを聞いたことがある。日本でもシャンパンっていわないんだっけ?今回みんなで飲んだのは「シャンパン」の方らしい。いとこが「シャンパンとゼクトの違いが分からない」と言っていた。もしかしたら、フランスとドイツのスパークリングワインは同じものじゃないのかもしれない。
レストラン前の広場ではパーティーのお客さんが花火を持ち寄って30分くらい上げてた。「見に行こうよ」とダンナを引っ張り出すんだけど、5分くらいで引き上げてしまった。ダンナは全く興味がないようだ。10分くらいすると義父がやってきた。義母とお祝いをした後、レストランまでの道のり近所の人に挨拶をしながら自転車で毎年やってくる。おじさんとこに来ればたいがいの村の知り合いに挨拶することができる。義父が来た後、おじさんとこに義母から新年の電話がかかってきた。「みんないるから来ればいいじゃん」と電話に出たおばさんがいう。毎年新年の瞬間を一緒にお祝いしようと誘われている義母は「今年は行くよ」と言いながら来たとこがないらしい。今年は重い腰をあげてやって来た。みんなが「めずらしい・・・・」と一族で驚いてた。義母は1時半くらいまでみんなとおしゃべりをして帰って、うちらもキッチン・ドリンクのちょっとした手伝いをしながら3時に引き上げる。そのあともお客さんは相変わらず飲んでいた・・・・。
ドイツの元旦も祝日でお休みだけど、それは明け方まで騒ぎまくって次の日はつかいものにならないからなんだろうなと思ったりする。
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