数ヶ月、放置してしまうと、こんな状態(広告表示)になってしまうんですね・・・・。
ザクセン州は今週から夏休み。先々週は、10クラス(学年)の卒業パーティー、先週は、先生方の「1年間ご苦労様でしたランチ」がありました。ここでの夏休みは、学年が変わる休みなんだよね。因みに、Sachsen-Anhalt、Thüringen、Niedersachsenなどの州ももう夏休みとか。
夏休みの数週間前は、落第するか、伸るか反るかの緊張する時期だったりもする。今回は甥っ子のマークスがやばかったらしい。教科はドイツ語と英語。日本でいうと中学1、2年ぐらいかな。ドイツは義務教育中でも容赦なく落とす。因みに、ドイツの義務教育は10年。ダンナは、「もうぺトラんちの伝統になってんのな」と、義母は、「うちはそんな心配する必要なかったかな」と、言ったり・・・・。
ダンナは、落第の対象にする教科を限定すべきだという。今の学校の制度とダンナの時代とは多少違うだろうけど、ダンナの話では、美術、体育、音楽など、個人の才能に左右される教科も落第の対象になるという。うーん、それはちょっとキツイかな・・・・。ダンナ曰く、「美術、体育、音楽は落第の対象からはずすべき」、あと、「義務教育中の英語もはずすべき」。美術、体育、音楽は分かるけど、英語はある程度、機械的に覚えることができたりするから、しょうがないんじゃないかね。
あと、自分が希望する進路に進めるかどうか・・・・。これによって大学進学にも関わったりもするんだよね。もっとも、後から大学入学資格の試験を受けることができるけど、進むガッコによってはちょっと大変らしい。いとこのマティアスは、兵役に代わる社会奉仕を経て、2年かけて大学入学資格試験を受けた。「Abitur」というんだけど、一応「資格試験」で一生ものだったりする。確か、一生のうちに2回しか受けられないとか。なので、確実に通る準備をしなくてはいけない。なんかドイツの子供たちは、節目節目でハラハラな学校生活を送らなきゃならないんだよね。マティアスは、自分のやりたいことを探すために大学に行ったみたい。5年かけて卒業することになったマティアスに、義母が「それで、なになるの?」と聞いたら、「卒業したら、職安にとりあえず行って、失業手当申請するよ」と言ったらしい。すごいなぁ、マティアス、というか、そろそろ本気出せよ。しかし、ドイツは寛大だな・・・・。
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