ドイツでの生活をまたーりと綴ります
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今さらだけど、今年の1月からブルガリアとルーマニアがEUの仲間入りに。どんどん東に拡大していくEU。でも各国の経済格差があまりにも大きいので、時期尚早とも言われている。ポルトガル、スペイン、イタリアはその当時でお荷物だった。最初のEU統一の時は各国のお金も一緒に統一したけど、次回の東ヨーロッパの国々に対しては共通通貨の流通を見合わせている。数年前に加盟したポーランドとチェコとかはもうそろそろユーロになるのかな?イギリスでは相変わらずポンドだけど、デンマークももともとの通貨を使っている。国民投票をして自国の通貨をユーロにすることを拒否したらしい。ドイツも国民的にはそうしたかったんだって。でも政治家がそれを知っていたので国民の声を無視して強行したらしい。「政治家はその時代どうやって自分の名前を残すかが重要なんだよ。カス」とダンナ。
ということで、今月に入ってからブルガリア・ルーマニア人が「イタリアで合法的に働ける」ということで、バスや電車で大勢イタリアに押しかけているという。ドイツやフランスなど他の国々は、前回ポーランド・チェコ人が職を求めて大勢押しかけてきて懲りたので、予め「住んでもいいけど働けない」という法律を作っておいたらしい。イタリアはそれを忘しまったとか。ドイツでは東ヨーロッパの人たちは安く使うことができる。今でもそうだけど、その当時も失業者が多く、そこに安く使える労働者がたくさん押しかけてきてますます人があぶれてしまったらしい。でも農家の人たちは大助かりらしい。合法的にポーランド人(チェコ人もかな?)が使えるということで。春になるとドイツでは白アスパラガスの出荷が始まる。この時期の白アスパラは高くていい値で取引されるので、農家にとっては稼ぎ時。白アスパラの収穫にはポーランド人が欠かせない。自給が安すぎるのと重労働でドイツ人が働きたがらないから。白アスパラは畑に畝を作って盛り土で日が当たらないように植えられ、穴を掘って収穫してはまた埋め戻しの作業で腰にきそう。確か、自給がものすごく安かった。2ユーロ?「ドイツ人もやればいいじゃん。ぷらぷらしてるよりはいいじゃん」とダンナに言うと、「2ヶ月この自給で働いてみろよ。この給料が失業手当の基準になるんだよ。こんなんじゃ誰も働かないよ」という。こんなんで失業手当もらえるのもすごいけど、確かにこれじゃ生活できない。役所としても失業者を少なくしようと、農家が提示する自給(ドイツ人の場合は2ユーロじゃないと思う)+役所が補填、という形で募集したけど、あまり効果がなかったらしい。
あまりピンとこなかったけど、ブルガリアとルーマニアは貧しい国だという。「ブルガリア?ルーマニア?あそこには何もないよ。ただ貧しいだけだよ」と、ダンナ。「あそうそう、ここでの偽札のほとんどはブルガリアで作られるんだよ」とちょっとまめ知識。ブルガリアは旧東ドイツの頃は「家族」で休暇を過ごす定番の場所だった。西側に渡ってしまった家族とここで落ち合って過ごすという。確かハンガリーも?ダンナが若かりし頃、2週間ほどブルガリアに滞在したことがある。
「ペンションの朝食はパン、バター、ジャム、牛乳だけ。夜は鶏肉がついたけど。街の肉屋を覗いたけど、鳥が2、3羽吊るされてただけだったよ」
と当時を振り返ってくれた。3年前に聞いた話では「ルーマニアは貧しくて高速道路がないの」とルーマニアの子が言っていた。ブルガリアにも高速はないらしい。ヨーロッパと「貧しい」というイメージはなかなか結びつかないものだけど、ドイツとチェコの国境の町にドライブに行った時、「ここはスラム?」というくらい荒んでいたので、イメージは変わりつつあるけど。トルコはEU加盟を熱望している。トルコは既にEUとなっているハンガリー、ブルガリア、ルーマニアよりは豊かな国らしい。でも、女性の人権問題なんかでなかなか難しい。ドイツでもトルコのイスラム的な考え方を嫌って西欧的な価値観をもった女性が家族(兄弟・父親とかおじさん)に殺されたりしている。宗教に基づく伝統・風習・価値観をかえることは難しいけど・・・・・イスラム的な価値観を受け入れるのも難しいだろうな。
ということで、今月に入ってからブルガリア・ルーマニア人が「イタリアで合法的に働ける」ということで、バスや電車で大勢イタリアに押しかけているという。ドイツやフランスなど他の国々は、前回ポーランド・チェコ人が職を求めて大勢押しかけてきて懲りたので、予め「住んでもいいけど働けない」という法律を作っておいたらしい。イタリアはそれを忘しまったとか。ドイツでは東ヨーロッパの人たちは安く使うことができる。今でもそうだけど、その当時も失業者が多く、そこに安く使える労働者がたくさん押しかけてきてますます人があぶれてしまったらしい。でも農家の人たちは大助かりらしい。合法的にポーランド人(チェコ人もかな?)が使えるということで。春になるとドイツでは白アスパラガスの出荷が始まる。この時期の白アスパラは高くていい値で取引されるので、農家にとっては稼ぎ時。白アスパラの収穫にはポーランド人が欠かせない。自給が安すぎるのと重労働でドイツ人が働きたがらないから。白アスパラは畑に畝を作って盛り土で日が当たらないように植えられ、穴を掘って収穫してはまた埋め戻しの作業で腰にきそう。確か、自給がものすごく安かった。2ユーロ?「ドイツ人もやればいいじゃん。ぷらぷらしてるよりはいいじゃん」とダンナに言うと、「2ヶ月この自給で働いてみろよ。この給料が失業手当の基準になるんだよ。こんなんじゃ誰も働かないよ」という。こんなんで失業手当もらえるのもすごいけど、確かにこれじゃ生活できない。役所としても失業者を少なくしようと、農家が提示する自給(ドイツ人の場合は2ユーロじゃないと思う)+役所が補填、という形で募集したけど、あまり効果がなかったらしい。
あまりピンとこなかったけど、ブルガリアとルーマニアは貧しい国だという。「ブルガリア?ルーマニア?あそこには何もないよ。ただ貧しいだけだよ」と、ダンナ。「あそうそう、ここでの偽札のほとんどはブルガリアで作られるんだよ」とちょっとまめ知識。ブルガリアは旧東ドイツの頃は「家族」で休暇を過ごす定番の場所だった。西側に渡ってしまった家族とここで落ち合って過ごすという。確かハンガリーも?ダンナが若かりし頃、2週間ほどブルガリアに滞在したことがある。
「ペンションの朝食はパン、バター、ジャム、牛乳だけ。夜は鶏肉がついたけど。街の肉屋を覗いたけど、鳥が2、3羽吊るされてただけだったよ」
と当時を振り返ってくれた。3年前に聞いた話では「ルーマニアは貧しくて高速道路がないの」とルーマニアの子が言っていた。ブルガリアにも高速はないらしい。ヨーロッパと「貧しい」というイメージはなかなか結びつかないものだけど、ドイツとチェコの国境の町にドライブに行った時、「ここはスラム?」というくらい荒んでいたので、イメージは変わりつつあるけど。トルコはEU加盟を熱望している。トルコは既にEUとなっているハンガリー、ブルガリア、ルーマニアよりは豊かな国らしい。でも、女性の人権問題なんかでなかなか難しい。ドイツでもトルコのイスラム的な考え方を嫌って西欧的な価値観をもった女性が家族(兄弟・父親とかおじさん)に殺されたりしている。宗教に基づく伝統・風習・価値観をかえることは難しいけど・・・・・イスラム的な価値観を受け入れるのも難しいだろうな。
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