といっても、そんなにたくさんの事例を知っているわけではないのだけど、みんな意外と低年齢でネトゲに出入りしてたりする。プレー中のチャットなんかで、「1日2時間までって決められてるんだ・・・・」とこぼしてた。以前、ダンナと所属してたクランの鯖で12歳の子が、「クランに入れてくれよぅ」と、1年くらい粘ってた。毎日せっせとゲームに出入りしたり、そのクランのHPで書き込みしたり。鯖管さんの粋な計らいで、13歳の誕生日にクランの仲間入りに。年齢的には、20代の人が多いけど、高校生くらいの子もいたりするからなぁ。
クラン麺になる特典は、与えられたレベルにもよるけど、ゲーム中にズルした人やマナーを守れないプレーヤーに警告したり、キックできること。あまり人気のないマップを飛ばして、次のマップにもでたりする。ダンナと私はキック、「数日間の出入り禁止の刑」まではできたみたい。このクランはものすごく大きくて、メンツは100人以上でヨーロッパ各国にクラン麺がいたりする。クランというか、コミュニティーという感じ。他のクラン戦では、「こんなのありますので、参加したい方は、まぁ適当にこの時間帯に」と、かなり適当。でも、規律はうざいくらい厳しかった。チームメイトを誤って殺してしまった時には、「Sorry」を強要される。うっかり忘れると、高いアドミンレベルを持ったクラン麺から、「仲間を殺ったらSorryを」というメッセージがしつこく表示される。あと、クラン麺の低年齢化のせいか、「警告&キック合戦」が繰り広げられるように。気に入らないプレーヤーについて、些細なことを突っついては「warn」、仕舞いには「kick」。1マップ毎に5人のキックは普通になってしまった。そんなことから、昔からのメンツがどんどん遠ざかってしまって、なんでもありのお祭り系の鯖にいくように。クラン背負ってて他の鯖でばかり遊ぶのもなんなので、私たちも足抜けしてしまった。
このゲームは「Return to Castle Wolfenstein Enermy Territory」といって、タダでできるネトゲ。アメリカ軍とドイツ軍に分かれて戦う。製品版として開発してたんだけど、なぜかそれを断念してソースを公開したとか。オリジナルのマップは数種類らしいんだけど、職人さんがいろいろなマップを開発して、その数100以上(多分)。現在でもすごい人気のタダネトゲー。年齢層も高くて、30代以上の人もかなりいたりする。
私たちと同じ年代のメンツは、昔のメンツが抜けてしまった、または、鯖に顔出ししなくなったのを残念に思っているらしい。いつか、規律のゆるい鯖を立ち上げたいらしく、足抜け面子とコンタクトを保っている。ダンナにも声をかけてくれたんだけど、ダンナは「その話は嬉しいけど、クランを冠さない条件だったら」といってやり取りしてたんだけど、その話は立ち消えになったしまった。そんなダンナは最近、別のゲームの鯖を借りて運営を始めちゃった。
別のゲームというのは、「Return to Castle Wolfenstein Enermy Territory」が元になったもの。「Enermy Territory Quake Wars」という。これは地球人対宇宙人という設定。デモ版もあるらしいんだけど、ダンナは発売日に製品版を買ってた。「ものすごくグラフィックがいいから」と、私にも買ってくれた。ついでに、私のPCもバージョンアップしてくれた、といってもダンナのお下がりパーツなんだけど。この有償版でも低年齢化が。ダンナが自分とこの鯖で遊んでたら、チャットで住んでる場所と年齢の話に。「フランスに住んでいる13歳」というプレーヤーが、ダンナの年齢聞いて、「えーそんなに年上なんだ(「おっさんかよ(しかも、「lol」付き)に近い)」という反応。みんな拙い英語でがんばってチャットしてた。
若い子に多いと思うんだけど、「クラン探してるんだけど、ここクラン鯖?僕も入れて」と、なんか群れたがる傾向。多分、ダンナと私のHNがちょっと似てるので、そんな誤解が生まれてるのかも。ダンナはクランを作るつもりはないけど、プレイヤー同士のちょっとしたコミュニティーの場としてHPは作りたいらしい。
10代の子供を持つ親は、生活の中で大分ネット環境が整っていて、生活の中でなくてはならない存在なのかな。子供も小さい頃からネットのある環境にもう慣れてしまっているのかも。もう数年前から常時接続は当たり前だし。姪のアレックスはPCを持っていて、弟のマークスと共有してるみたい。ネトゲにはまってるかどうかは知らないけど。単調なゲーム機の中でのプレーよりは、ネットを通した生身の人間同士の対戦の方が魅力あるし、チャットもできるしね。でも、廃人にならないよう注意しないとね・・・・。
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