昨日ダンナと買い物に行ったときのこと。カートを使おうと入り口近くにあるカート置き場に向かうと、いつもなら「そんなに買い物するの?」と、私がいつもムダ買いをしているかのようなことを言うんだけど、この日は何の一言もなかった。ダンナのほうを見ると靴ヒモを直しているようだった。かまわずスーパーに入っていくと、ダンナが追いついてきた。なんかご機嫌だった。「5ユーロ拾っちゃった」と小声で言う。最近ラッキーじゃん・・・・。この間、タバコが切れて「村の自販機はまだカード無しでいける」と変な確信を持っておじさんところにあるタバコの自販機にチャレンジ。「年齢確認が必要です」とか自販機に表示が出た。悪態をつきながら返金ボタンを押すと、前の人が1ユーロをとり忘れたらしい。「得しちゃった」とたばこ銭のたしにした。去年も自転車でダンナと郵便局に行く道すがら5ユーロ紙幣を拾ってる、しかも自転車こぎながら見つけてるし。けっこう小銭拾ってんじゃん。
アニキは去年の銀行で1万円を見つけたので、銀行の人に渡したらしい。でもこのお金は「半年たって持ち主が現れなかったら・・・・」というののはなく、銀行のものになるらしい。それとも、銀行内で拾われたお金は届けた時点で銀行のものになるのかな?このアニキの話をして「ドイツはどうよ?」ダンナに聞いてみた。「銀行でお金拾ったらどうなるかは知らないけど、みんなそのままポケットに突っ込んでるよ」という。因みにドイツでも半年たって持ち主が現れなかったら拾った人のものになるらしい。「じゃぁ、いくらくらいだったら届けるのよ」と聞いてみる。
「100ユーロまではそのままポケットに入れるね。あんまり大金だと盗まれた可能性が高いし、へたしたら札番控えられてるかもしれないじゃん。犯罪に巻き込まれる可能性もあるし」という。「5ユーロ、10ユーロ落としたからってわざわざ警察に届けるやつなんていないよ。なくなっても気づかないだろうしね。だから、みんな拾ったらそのままだよ」と持論を聞かされる。・・・・・そうかもしれないね。ユーロは紙幣の数が多い。5、10、20、50、100、200、500ユーロとある。100ユーロ以上は札で持ち歩くことはあまりないだろうし、落としたら警察行くだろうな。日本だと1000、2000、5000、10000円で、この桁数が罪悪感を誘う。日本銀行はよく考えているのかもしれない。
修正:「1月から始まったこと」の記事で「銀行に行ってカードに自分の年齢を入力する」とか書いたけど、これは銀行に行って新しくカードを作ってもらうらしい。「1月からこのカードで買える人間なんていねーよ」と1月4日にはおじさんとこの自販機がこのシステムが既に稼動していることに腹を立てダンナが言ってた。
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